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鷹巣山・浅間山と、紫陽花さんぽ

コース:小涌谷駅→千条の滝→鷹巣山(834m)→浅間山(803.2m)→姫之湯→大平台駅

 

↑コース絵図

 

箱根登山鉄道の紫陽花のポスターにつられ、箱根の鷹巣山(たかのすやま)へ。

このコースは11年前に友人と湯坂路から浅間山(せんげんやま)に登って小涌谷(こわきだに)へと歩きましたので、今回は小涌谷駅から鷹巣山と浅間山に登り、紫陽花が多い大平台のほうへに下ることにします。

 

↑大平台駅そばの道しるべ

 

色とりどりの紫陽花を車窓から眺めながら小涌谷駅に着き、道しるべに従ってハイキングコースに入ります。

住宅のある車道を10分くらい登っていき、土の道に入ります。

 

↑コース入り口

 

5分ほどで千条(ちすじ)ノ滝の前に出、ベンチで山に入る支度を整え、おにぎりを1つ食べて腹ごしらえをします。

昨日の帰宅が遅めでしたので早起きしてお弁当を作る気力がなく、今日はコンビニおにぎりです。

食物が傷みやすい時季なので、保存料の入っているおにぎりも、今はかえってよいかもしれません。

 

↑千条ノ滝

 

ベンチに座っていると、ポツポツと散策者が現れますが、山に入っていく人はおらず、沢にかかる橋を渡り登山道に入ると静か。

日常から離れ緑の中に身を置くと、ざわざわしていた心が「しん」と静まり、日常の瑣末なことから距離をおいて物事がとらえられるように思います。

よく整備されたコースなので、思索したり、ときどき食物観察をしたり、すれ違うかたと立ち話したりしながらゆっくり登ります。

 

↑沢を渡り、登っていく

 

 

↑緑の屋根の下を歩く

 

↑洞の中の小さな葉っぱ

 

↑コアジサイ/小紫陽花(アジサイ科)

 

↑キイチゴ見つけた

↑ドクダミの花

↑虫が芸術品に仕立てた葉っぱ

 

鷹巣城跡の案内板がある場所に着き、山頂は別かな?ともう少し先まで行きましたが、下りになるのでやはり城跡=山頂と解釈します。

鷹巣城は、後北条氏が秀吉の小田原攻めに備えて築いたものだそう。

ただし、城の位置、規模などは不明な点が多いと案内板にありました。

ちなみに、浅間山のほうの案内板には、こちらの山に鷹巣山城があったと思われると書いてありました。

 

↑鷹巣城跡の案内板

 

↑浅間山の山名標識

 

一台あるテーブル&ベンチで休んでいると、女性2人組が到着し、宮ノ下へ下り、イワタバコを観るのだと教えてくれました。

帰宅してから調べたら堂ヶ島温泉付近のようです。

いつか行ってみよう。

 

↑浅間山に向かう

 

↑ほかにアザミ、ニガナ、ヒメジョオンなどを見かけた

 

そのあと浅間山へ。

梅雨の合間のハイキングで、展望もなしですが、広々しています。

ファミリーが敷物を広げて楽しそうに昼食にしていました。

私は先客のあるテーブル&ベンチの方におじゃまさせてもらい、おにぎり1つと茹で玉子1つで昼食に。

軽いコースなのに蒸し暑いせいか、少しバテていたので、カフェオレもいれて30分ほど休憩しました。

 

 

 

↑大平台へ下る

 

下山にかかる前に、スマホをバッテリーから充電しようと思っていたら充電器が空でした(・・;)。

5月下旬の酉谷山から下山したあと充電してザックに入れたはずなのに、スイッチがオンになっていたのでなくなっていたのでした。

充電しなくても、オンのままだと消費するのかしら。

ともかく空なものは空なので、残り30%弱の電池を温存するために電源を切りました。

大平台駅でスマホの山アプリを確認したら、浅間山山頂から大平台駅までの軌跡が直線で結ばれていてずっこけました(終了してから電源を切らなかったら飛行移動したような軌跡になるようです)

 

下りはじめてすぐ、仙元神社が現れ、きちんとご挨拶してから淡々と下っていき、無事に下山しました。

 

↑下山(登山)口には鳥居あり

 

大平台温泉の姫之湯に寄ります。

受付のかたが「熱いですよ」と教えてくれたとおりの高温泉。

熱すぎて少しずつ少しずつ浸かり、また、長くは入っておられず、すぐに上がります。

あとで温度を訊きましたら、今日は43.5℃ですとの答えでした。

体脂肪が縮んでいたらうれしいんだけど、というような熱さの温泉でした。

 

↑大平台駅周辺の紫陽花

 

道みちに咲く紫陽花を愛でながら大平台駅に行き、箱根登山鉄道の箱根湯本行きに乗り込むと、大勢のかたが乗っていました。

箱根湯本でもホームはたくさんの人びとで大にぎわいで、前に進むのが困難なほど!

たくさんの人びとの合間を縫って土産物店に入るのも面倒くさく、まっすぐ帰路につきました。(6/25UP)

| りこ&とこ | 21:00 | comments(2) | - |
矢倉岳 〜冬の里山あるき〜
コース:新松田駅=(箱根登山バス)⇒矢倉沢バス停→本村バス停→白山神社→矢倉岳(870m)→足柄万葉公園→足柄峠→足柄柄駅=(JR御殿場線)⇒山北駅→「さくらの湯」→山北駅⇒新松田駅


↑コース絵図

寒くなり、里山歩きのシーズンに入りました。

警戒レベルが3から2に引き下げられた箱根山が先月にさらにレベル1に下げられ、後回しにしていた矢倉岳に登ることにします。

 

新松田駅810分に出るバスに乗り込み、矢倉沢で下車。

私のほかに2組が降り、いずれも矢倉岳目当てのようでした。

ガードをくぐり、本村バス停を過ぎて家の壁に書かれた矢倉岳を指す道しるべに導かれて歩きます。

神社が現れ、特に表示がありませんが、これがガイドブックの地図にある白山神社だろうと見当をつけ、石段を上ってお参りします。


↑白山神社

 

そのあとさらに車道で登っていくと、登山道になります。

手前でぐるぐる巻いていたマフラーを外し、薄軽のダウンジャケットも脱ぎました。


↑登山道の様子

 

バス停から前後していた他の登山者の姿はいつのまにか見えなくなりましたが、明るく、人の生活が近い登山道は寂しさを感じさせません。

着実に高度を稼いで登っていくと、勾配が緩み、雑木林の紅葉が美しい尾根に出ました。

よい雰囲気です。




↑美しい雑木林の紅黄葉

まだ紅葉を楽しめると思っていなかったので嬉しく、歩調をゆっくりにして楽しみます。

今日は天気がよく、青空が気持ちいい。


↑いい天気

 

見上げる尾根の先がなくなり、もう少しかな?と思いながら足を前に出していくと、果たして山頂でした。

眼前に富士山が大きく裾を広げ、金時山と明神ヶ岳の稜線の先には、大涌谷より煙が上がっています。

山頂は広くゆったりしています。


↑富士山


↑大涌谷方面
 

バスを降りて歩き始めたのが8時40分で、山頂に着いたのが10時半。

昼食には早い時間ですが、お味噌汁(あさげ)をいれて、おにぎりを一ついただきました。おかずは富士山です(o^^o)

眺めが抜群の山頂なので、食後のコーヒーもつけてゆっくりしました。


足柄峠・地蔵堂方面から次々と登山者が登頂してきます。

地蔵堂から登って矢倉沢に下る登山者のほうが多いようです。

私は気温の低い午前中に東から登り、明るい尾根を歩けたので私としては矢倉沢からで正解。


↑コースの様子
 

下りは富士山に向かって下ります。

山伏峠を過ぎ、地蔵堂と道を分けて万葉公園広場へ。


↑万葉公園広場周辺の尾根

足柄峠にあるトイレをお借りし、足柄関所跡、聖天堂に立ち寄り、足柄城跡に上がってみると、富士山の好展望台でした。

ベンチがあり、温かいカフェオレをいれ、いただきもののポエム(季節限定の栗味)でひと息いれました。



↑足柄城跡
 

このあと足柄駅まで車道を下り足柄古道を少し交え、林道を延々と歩きます。

歩いて楽しい道というわけでもないですが、足柄駅に下れば、電車で山北駅に移動して駅前にある「さくらの湯」で一浴できるため、私はそのようなコースどりとしました。


↑林道の様子(じめじめした薄暗い道のほうが多い)


登山としては、地蔵堂に下ったほうが里山を満喫できるかと思います。

万葉公園からバスもありますが、冬期はないので注意です。

林道を出ると住宅街で、駅を指す道しるべが金太郎仕様なのが可愛らしかったです。
また、立ち寄った山北町の「さくらの湯」は人工温泉とはいうものの、お手頃価格で汗で冷えた身体を温めてから帰路につくことができ、充分です。(12/13UP)

*参考まで
箱根登山バス/新松田駅〜矢倉沢:大人520円、子ども・身障者260円
山北町健康福祉センター「さくらの湯」/<2時間>大人400円、子ども・身障者200円
 

| りこ&とこ | 21:00 | comments(2) | - |
箱根の馬山行
ご近所リーダーさん、サブリーダーのMさんと箱根の山を歩いてきました。

夏山前から計画していた福島県の駒止湿原が悪天で3回流れたのち、箱根駒ヶ岳・二子山でどうですか?というお誘いでした。

私のこだわっている馬を入れたうえでリーダーさんの目的は二子山の三角点というプランでず(o^^o)


↑箱根旧街道で撮影

 

今年の春にMさんがお引っ越しをされたのでSハイご近所三人衆ではなくなり、集合場所は自由が丘。

そこからリーダーさんの車で箱根に向かいます。

 

6月に歩いたとき、遠くからはお尻のように見える二子山は、近くで見るとお尻が2つある計4でっぱりとわかる案内板に気をとられ、目的だった「箱根馬唄」の石碑を見落としたのだという話をしましたら、じゃあ、最初にそこに寄りましょう!と軽く請け合ってくださいます。嬉しいなあもう(o^^o)



↑箱根馬子唄碑
「箱根八里は馬でも越すが越すに越されぬ大井川」
 

元箱根の手前の路肩で車を停め、旧街道に入ります。

半年前に歩いた私はすぐに記憶がよみがえり、お二人に無駄足を踏ませないよう先を行きます。

そしてバッチリ見つけました。

やっぱりちゃんとあったのね!



↑駒ヶ岳ロープウェイへ向かう
 

石碑を確認して、満足して元箱根へ。

車を箱根神社の駐車場に停めて歩き出します。

駒ヶ岳ロープウェイ箱根園駅から山頂駅へ上げてもらいます。

20分おきなのが、乗客が多く10分おきになっていて、すぐに乗ることができました。

山頂は視界真っ白で、とりあえず駒ヶ岳ケーブル跡の山頂駅に向かいます。

私の箱根エリアの「山と高原地図」は2005年版(2004年時点の情報)で、2005年に廃業した駒ヶ岳ケーブルが掲載されているため、もう存在しないことを今回初めて知りました(そうだったのかー;)。


↑真っ白〜の山頂エリア

ケーブル跡地に渡されたロープを乗り越え、この辺りにあるらしい三角点を探しますが、見当たりません。
早稲田で地図の学問をしていたというリーダーさんのこのあたりのこだわりは半端なく、ロープとか二子山が登山禁止だとかは関係ないようで、私はただただ探せる範囲を探してみるのみです。
そのあと、方向的に二子山方面へ下れそうな細い笹やぶ道をリーダーさんが見つけ出しますが、Mさんと私のブーイングで断念(ヤブとヒルはご容赦ください)。
箱根元宮をお参りして正規登山道で防ヶ沢へ下ることにします。

 


↑馬降石

元宮には白馬に乗って神が舞い降りたという伝説のある馬降石と馬乗石があります。

昨夜降った雨で滑りやすい道を慎重に下り、大涌谷と坊ヶ沢との分岐に至ります。



道を分けて坊ヶ沢へ。
道々、紅い実が目立ち、つい写真を撮りました。






↑紅い実、いろいろ

下りでMさんが何回か転び、しかも怖い転び方だったので心配していましたら、リーダーさんから病気治療中で調子がよくないことを聞かされました。
上二子山はまたにしますねと耳打ちされ、ほっとします。


↑落ち葉道

下山してしばらく車道を歩き、何かの広い跡地に出たので、そこで昼食にします。
今日は私がおにぎり担当、リーダーさんが汁代わりのミニラーメン担当、Mさんはデザート担当という持ち寄りランチです(*^_^*)。
私は今日は久しぶりに三人で歩けるということで張りきって唐揚げもオマケ。


↑一晩下味をつけて揚げた唐揚げ

昼食をいただいた場所から駐車場までは、リーダーさんが先行して歩くことにして、我々はのんびり歩きとすることにします。
車道なので少し怖かったですが、箱根プリンスあたりで動かないようにしてリーダーさんに拾ってもらうまでMさんと静かにお喋りを楽しみました。
初めての登山が箱根の金時山だったこと、山小屋では米と飯盒を渡してご飯を炊いてもらったことなど、20代から登山をしていたMさんのお話は、今の装備の倍くらい大変そうなのに、「若かったからね〜」事もなげな様子です。

リーダーさんに拾ってもらい、新姥子温泉の露天風呂ではご病気のこともお話しくださり、とても物静かなMさんがいつになくいろいろ話してくださるのが嬉しかったのですが……帰宅して家事をしながら思い返したりしているうち、しんどい体調を押して今回参加されたのは、山が大好きなのも勿論あるでしょうが、おこがましいことを言うようで恐縮ですが、私と一緒に登ってくださったのかな、とそんなふうに思えてなりません……。

帰りの寄り道で大涌谷の黒たまごを買いましょうと言われ、「箱根にも黒たまごってあるんだ〜」と私が言うと、お二人にそんなことも知らないのか〜と逆に驚かれてしまった(^_^;)。有名なのかしら?
それで、秋に乳頭温泉で買った黒玉子を秋田駒ヶ岳で落として食べそこなった顛末を話しましたら、じゃあ買わなくちゃと向かってくださったのですが、週末で仙石原のススキが見頃な時季で混雑していたので、それはまたの機会にすることに。
通り過ぎた仙石原のすすき野原は一面のふさふさじゅうたんで、いつかすすきの中を歩いてみたいなあ、と思いました。
知らないこと、観ていないもの、歩いてないもの、食べていないものなどがまだまだたくさんの私です。

途中のパーキングエリアでも、お二人して「これは安いよ、お買い得よ」と次郎柿をすすめたり、私も買いたいものを見つけたりで、荷物がすごいことになってしまいました(^_^;)。
買い物しすぎても、何しろ同じ町内のリーダーさんなので、家の近くまで送ってもらえるしとやっぱりどこかで甘えているのです、私。
 

翌日の朝刊の天声人語は経済学の浜矩子さんの言葉を引き、強く、ゆとりのある者は他者に対し攻撃的になる必要がない。戦争とは「弱者の凶暴性」が引き起こすものだ、とありました。
強い人は同時に他者に優しい、というのは常々思うことで私もかくありたいと願いつつ、今日は強くて優しい敬愛するお二人と久しぶりに歩くことができ、とても幸せな山行でした。(11/9)

| りこ&とこ | 21:00 | comments(4) | - |
箱根旧街道を歩く
コース:仙石原温泉=(車)⇒元箱根→一ノ鳥居→箱根馬子唄の碑→甘酒茶屋→畑宿=(バス)⇒本箱根町⇒大平台温泉⇒箱根湯本駅


↑コース絵図
 

朝起きると空が明るく、これなら歩けそうだね、と話していたのですが、仙石原温泉の宿を発(た)つ頃には徐々に空が暗くなってきました。

元箱根に車を置き、雨ごしらえをして歩きはじめます。


↑箱根旧街道入り口付近

 

芦ノ湖湖畔に建つ一の鳥居から東に向かう道を上り、しばらく行くと旧街道の入り口になります。

ケンネル・バーニー碑(箱根を世界に紹介した人物)前を通り、国道にかかる橋を渡ります。

雨に洗われた緑がみずみずしいです。



↑石畳
 

「お玉ヶ池」と書かれたほうに少し行くと、二子山が眼前に見えます。

ふたこぶの山が2つ並んでいるので「どっちが二子山だろう」と話していたのですが、これは後に両方とも二子山だということが判明しました。

上二子山と下二子山です。



↑一本の樹に共生
 

二子山について書かれた案内板は、このあと旧街道を歩いていた際にあったのですが、「二子山は2つある」ということに注意をとられ、この傍に金魚の形をした石碑があったのをちゃんと見ないで歩き出してしまいました。


このあと展望広場を経て、下りに入ってからハタと気づきました。

「ハッ!! 箱根馬子唄の碑は!?」

ガイドブックのコピーを取り出して確認すると、写真も載っていてさっき見た金魚石がソレだったのか!と判明。

写真を撮らなかったけど、ま、いっか、ちゃんと「見た」し。

石碑には「箱根八里は馬でも越すが……」と刻まれているそうな、実物で読んでませんけど(ー ー;)



↑石畳
 

旧街道には当時の石畳が復元され、ぬかるみに難儀していた旅人はこの石畳にずいぶん助かったんだろうなと想像しました。

でも、雨に濡れた石畳って、滑るんです(ー ー;)。しかも下りだし。

で、石畳を歩いてノスタルジーに浸るとかはこの際よしておいて、その脇を主に歩きました。安全第一〜。



↑甘酒茶屋
 

甘酒茶屋に到着。

当時と同じでアルコールも砂糖も入っていないという甘酒。

でも、甘酒が苦手な私はしゅうさんのをちょっと味見させてもらいました。
優しい甘みで、甘いおかゆみたい、って思いました。



↑緑の中の石畳
 

甘酒茶屋で休んでいる間に、降りそうで降らなかった雨が、霧雨となっていました。

甘酒茶屋の目の前がバス停で、切り上げることも可能ですが、次のポイントの畑宿まで頑張って歩くことにします。



↑ウツギ/空木(ユキノシタ科)
 

ときどき車道を交えながら歩いていると、箱根湯本側から歩いてくるかたとすれ違います。

このコースを上りで歩くのはけっこう大変そうですが、私も最初はその予定で、一部をバスで端折るつもりでした。

箱根湯本付近にある馬立場駒形神社もからめ、石畳をせっせと登り、終盤で馬子唄碑で感慨に耽る……という筋書き(笑)。

またいつか、別のテーマ(東海道五十三次とか)で予習もしっかりしてから歩き直したいと思います。

畑宿でバスを待つ間に小さな寄木細工を記念に買い、元箱根に戻って今日のプチハイキングを終えました。(6/11UP)

| りこ&とこ | 21:00 | comments(0) | - |
アマギシャクナゲ咲く天城山を歩く
コース:伊東駅=(天城高原リゾートシャトルバス)⇒天城高原ゴルフ場バス停→四辻→万二郎岳(1299m)→馬の背→万三郎岳(1405.3m)→四辻→天城高原ゴルフ場バス停=(バス)⇒伊東駅→お馬の湯→子持湯→伊東駅


↑コース絵図
 

アマギシャクナゲの開花に合わせ、天城山を歩いてきました。

天城山は、日本百名山であり、花の百名山でもあります。

 

伊東駅から天城高原ゴルフ場に向かういちばん早いシャトルバスが7時55分発で、始発で出てようやく間に合う時間なので、乗り換えミスをしないよういつもより慎重に電車を乗り継ぎます。

乗り換えの熱海駅には、伊東線のホームに清潔なトイレとコンビニがあり助かります。



↑ミツバツツジが満開
 

伊東駅に列車が着くと、ハイカーが続々と降り立ち、バスの3番乗り場に並びます。目的はみな同じようです。

座れないかたは乗らずに次のバスを待つようなので、臨時バスが出るのでしょう。



↑コースの様子。アセビが多い
 

9時前に終点の天城高原ゴルフ場で降り(というかバスの乗客全員がそうだが)、速やかにトイレを済ませます。

身支度を整え、9時ジャストに登山口から歩きはじめます。

 

天気は上々で、季節は春から初夏へと移りつつあるようです。

まだ心配なので5月中は薄手のフリースをザックに忍ばせるつもりですが、もう使うことはないかな?



↑若葉の向こうは青空
 

15分ほどで四辻まで下り、時計回りのコースをとるべく、まずは万二郎岳を目指します。

今回歩いた人気のシャクナゲコースはヘビーユースで、登山道がかなりえぐれています。

もともと岩が多い山でしょうが、樹の根が露出しているので、歩きづらさを感じます。

 

↑万二郎岳からしばらく下ったとろこにあるビューポイントから


↑馬の背、万三郎岳
 

万二郎岳に10時10分登頂。

樹が生い茂り、展望はありません。

今日のコースで展望があるのは、万二郎岳を下りはじめて少ししたところ(上の写真)や、馬の背という鞍部のみで、あとは樹林帯です。

海が近いので、もう少し景色を楽しめるよう整備すると、伊豆ならではの山歩きができるんじゃないかと思うのですが、どうでしょ?



↑コースの様子


↑馬の背からの眺め


↑馬の背
 

このコースのお楽しみに、アセビのトンネルがあります。

アセビって、「馬酔木」って書きますよね。
アセビは有毒植物で、馬が食べると酔ったように苦しむからそういうのですって、と今更な説明を一応してみました。馬yearだしー。

アセビトンネルの中は虫がブンブンしていたから、手を振り振り、急ぎ足で抜けてしまいましたけれど。



↑アセビのトンネル

最初のアマギシャクナゲに出逢ったのは、11時17分。

ふわふわとした柔らく、うす桃色と濃い色の交じり合う花びらが放射状にひとかたまりになっていることで、華やかさがいっそう増します。

南国ムードが漂う佇まいで、この花に逢うことのみを目的に天城山を登るだけの価値は充分です。







↑アマギシャクナゲ/天城石楠花(ツツジ科)
 

伊豆の最高峰、万三郎岳に11時50分登頂。

あまり広くない上に視界のない山頂で、なんとか場所を見つけてお昼ごはんにします。

土曜の始発で出る山のときに昼食を頑張ると、睡眠時間が確保できないのであんまり頑張らない方針にして今日はパンを持ってきたけれど、やっぱり味気ないです。

やっぱりごはんは頑張らなアカンかなあ。
デザートに持ってきた白くま風ゼリーが冷たくて今日一番のご馳走でした。







↑ブナ
 

山頂付近はブナが多く、緑の中を歩くのが気持ちいい。

土がない丸太階段や涸沢周辺の岩の多い道は登り以上に難儀ですが、のんびりと行くことにします。

途中くたびれてしまい、手頃な岩を見つけて若葉のシャワーを浴びながらひとやすみしました。





↑新緑
 

ヒメシャラの林に出ると道がよくなり、ホッとしました。

ヒメシャラって、明るいツルツルの幹で変わってる。
以前、奥多摩のせせらぎの里美術館でヒメシャラの花の画を見たことがあるけれど、まだ花は咲いていないようです。
もっとも咲いていても樹高が高いので、見えないかもしれませんが。


↑ヒメシャラ林

ようやく四辻まで戻ってきてまた少し休憩し、登山口に戻ったのが14時15分。
登山口に着いて朝と同様、トイレのベンチでストックなどをしまったりしてから14時40分、バス停の列に並びました。
バスは15時10分発で、この次の17時10分発が最終バスです。

人数は往きのバスの半分程度でしょうか。
脚の速い人が13時10分発のバスに乗ったのと、万三郎岳から天城山縦走路のほうに行くかたがいるからでしょうね。

1時間、バスの中で爆睡している間に伊東駅に着き、まずは観光協会で日帰り温泉を紹介してもらおうと思って行ったのですが、スタッフの2名とも電話中でかなり待ってみたけれど終わる様子がなく、地図だけいただいて出ました。
いちばん近いのが駅前の公共浴場「子持湯」だったのでそちらに決めました。


お馬の湯にあるモニュメント

地図に子持湯の近所に「お馬の湯」なるものを見つけ、ちょっと行ってみますと、馬のモニュメントと案内板があります。
昔、このあたりは一面田んぼで、この付近のお湯の池で一日の農作業を終えた人と馬がともに汗を流したというところから「馬湯」「馬の湯」と呼んだのですって。

子持湯は260円で、頭を洗う人は+30円、リンスインシャンプーを買う人はさらに+30円。必要に応じた料金設定が合理的だわ。
このリンスインシャンプーが泡立ちがよく珍しくキシキシしないタイプだったので帰りにもう2つ買って帰りました。
温泉備え付けのものは当たり外れがあるから、使いきりでかさばらないものを1つ忍ばせておくのにいいかなと思いまして。
問屋さんからおろしているというこのリンスインシャンプーは、調べると業務用で、普通に買えるものではないようでした。
なくなったらまたここまで買いに来ようかな(笑)?

子持湯でさっぱりしたあと、駅前のお土産屋さんでかまぼこセットを買って帰路につきました。(5/20UP)

| りこ&とこ | 21:00 | comments(2) | - |
新緑の箱根駒ヶ岳
コース:強羅=(箱根登山ケーブル)⇒早雲山駅→大涌谷分岐→神山(1437.9m)→防ヶ沢分岐→箱根駒ヶ岳(1327.0m)→防ヶ沢分岐→大涌谷分岐→早雲山駅⇒強羅駅→強羅温泉→強羅駅
 


コース絵図

GWの後半に突入する前に風邪をひき、天気がイマイチだったのもあっておとなしく養生したものの、この週末は快晴の予報で、「風邪ひいてる場合ではない!」と家を出る。

一日中並ぶ晴れマークを見て、イワカガミが咲くもう少しあとに計画していた箱根駒ヶ岳を前倒し。

富士山が近い山は、快晴のときを狙わねば、ね! イワカガミはほかの山でも逢えるでしょ(多分)。



↑登山口
 

始発電車に乗り、横浜、小田原、箱根湯本、強羅と乗り継いで早雲山駅に着いたのが8時すぎ。

今日は周回コースでまた早雲山駅に戻ってくるので小田原から早雲山まで乗り降り自由でお値段もお得な「トコトコきっぷ」(1540円)を利用しました。ネーミングに親しみを感じます(o^^o)



↑新緑がまぶしい登山道
 

登山口はケーブル早雲山駅を出て道路を挟んだ向かいです。

私の10年近い登山歴の中で、おそらく最もアクセスがいい山と思われます(ケーブル代を浮かすべく強羅からスタートする人もいるかも?ですが)。

で、さっそく登りはじめます。

山は芽吹きの季節から新緑の季節に移りつつあります。

樹上からは、ウグイスがお出迎え。



↑若葉
 

体調が万全でないのでペースは遅いですが、若葉の中を歩けるのが嬉しく、シンドイ気持ちを頭の隅に押しやって山を楽しみます。



↑ミツバツツジ/三葉躑躅(ツツジ科)


↑アセビ/馬酔木(ツツジ科)


↑フジザクラ/富士桜(バラ科)
 

大涌谷に近づくと、風に硫黄のにおいが混じります。
ゴロゴロした岩が多くなり、歩きにくいですが、登山道の脇にはイワカガミが群生しています。

まだ蕾がようやくついたところで、花はやはりもう少しあとのようです。



↑イワカガミの群生

しかし頭上にはフジザクラやアセビ、ミツバツツジ、足もとにはスミレやキクザキイチゲなどが咲いています。

さらに、尾根からは富士山が大きく見え、充分と思う。



↑富士山
 

まず神山登頂。
箱根山の最高峰で、信仰の山です。

丸太ベンチがあいていたので、休憩します。

凍らせてきたグレープフルーツジュースがだいぶ溶け、冷たくて美味しい。夏の山歩きの定番の飲み物です。

神山から防ヶ沢分岐まで、白花と薄紫のキクザキイチゲをたくさん見かけます。
よそで見るものよりひとまわり小ぶりなのが清楚な印象です。
エイザンスミレも朱が入ってとても品があります(画像ではそうでもないけど)。



↑エイザンスミレ/叡山菫(スミレ科)


↑ヒカゲスミレ…かな


↑キクザキイチゲ/菊咲一華(キンポウゲ科)
 

せっかく登ったのを下っていくと、箱根駒ヶ岳の山頂が眼前に現れます。

振り返ると裾を広げた富士山が大きく、何度も眺めながら登り詰めます。



↑箱根駒ヶ岳


↑箱根駒ヶ岳山頂より富士を望む
 

まずは箱根元宮にお参りし、富士山がよく見える位置に腰かけてお昼ごはんにします。

カフェオレを作り、クリームパンを一つ。
 

駒ヶ岳山頂は、芦ノ湖側からロープウェイとケーブルで登れるので、登山者だけでなく観光客も雄大な景色を楽しんでいます。

ロープウェイとケーブルは誘惑ですが、トコトコきっぷがあるから、周回コースで早雲山に戻らねばね。

しっかり休憩し、ロープウェイ駅のそばから芦ノ湖を見下ろします。


↑芦ノ湖

ロープウェイ駅でトイレをお借りして、下山開始です。

山頂滞在時間は1時間でした。

 

坊ヶ沢分岐の四つ辻で右に折れ、下山路はお中道にします。

神山を経由しないので緩やかに下れますし、道もなかなか歩きよいです。





↑お中道コース
 

淡々と下って1時間、登った道と合流してさらに1時間で下山しました。
コースには「順路」と書かれた道案内が随所に出ていて、絶えず確認できるようになっていました。
(美術館の展示案内?、と言葉の使い方に首をかしげつつ)




早雲山駅からケーブルで強羅駅に移動し、観光案内所でいちばん近い日帰り温泉を教えてもらい、すぐそばの「薬師の湯 吉沢」へ。

汗を流して温泉に浸かると、「やっぱり山の後は温泉よね〜」と、極楽気分。

850円とこの辺りの相場より良心的なのもグーでした(*^^*)

 

登山中は休憩のたびにはなをかんでいたのですが、温泉から以降、だいぶ治まってきました。

『花の百名山』で田中澄江さんは風邪をひいたら山に登って治す、と書いていて「いくらなんでもそれは?」と疑念を持っていましたが、もしかしたら本当かも?とちょっと思いました。

でも、責任とれないから、自己責任でお願いね。(5/12UP)

| りこ&とこ | 21:00 | comments(2) | - |
鎌倉の衣張山へ

猛暑お見舞い申し上げます。

ご近所のリーダーさんたちと「涼しい山」へ行く予定だったのが、お盆ラッシュなので車ではなく電車登山にしましょう、と行き先が二転三転し、鎌倉の衣張山になりました。
暑そうだなあ、と覚悟して出かけましたが、予想以上に暑かったです(-_-;)。参った参った。

リーダーさんもサブリーダーのМさんもご近所なので、6時すぎの電車で乗り合わせて鎌倉へ向かいます。
鎌倉駅からすぐに歩きだして、まずは釈迦堂切通しへ。
通行止めの案内板が出ていましたが、お構いなく行ってみますと、完全に道がふさがれていました。




↑釈迦堂切通し

でもちょっとやそっとでは諦めないリーダーさんとМさん。
「自己責任」で通り抜けちゃいます(真似しないでください;;)。

軽いコースだからと飲み物の量が少なかった私は、途中の自販機でスポーツ飲料を買い足して衣張山の登山道に入りました。
車道から緑陰のもとに入ると、少し気温が下がり、緑が目にも涼しく息をつくことができました。




↑衣張山の登山道

私よりもっと暑さが苦手なリーダーさん、病み上がりのМさんもペースが落ちてきたので、私もペースダウンしてゆっくり写真をたくさん撮りながら登りました。


↑道祖神

9時すぎに山頂に到着。
Mさんがすももを配り、私はミックスフルーツを凍らせたものがいい具合に半解凍になっていたものを配りました。
好みがうるさいリーダーさんが「いいじゃない」と珍しく褒めてくださり、「今日のいちばんのヒット」と最後にもうひと褒めでした。
「ミックスフルーツは夏の山の褒められアイテム」、とここで伝授しておきます(笑)。


↑衣張山山頂からの眺め(あまりクリアでないです)

このあと名越の切通しまで歩き、帰りは歩かないでバスで鎌倉駅に戻りました。


↑名越の切通し

汗をたっぷりかいて、「家帰ったら水風呂だねー」と話しながら帰路につきました。
で、実際、水風呂にドボン!!と入って昼ごはんを食べ、夕方までお昼寝しました。
ここのところの熱帯夜で、小刻みに目が覚めてすっきり眠れなかったのですが、今日の2時間のお昼寝の眠りは久しぶりに深かったです。

夕刊によると今日は猛暑日とのことで、40℃を超えた地域もあったとか。
いやはや暑いはずですね。 (8/11UP)

| りこ&とこ | 18:00 | comments(0) | - |
玄岳登山と、レイチェル・カーソンの遺言
日々流れる原発事故の恐ろしいニュース、一週間以上も続く余震、停電による不安定な交通機関、そして次々はいる被災地の哀しい情報……。

神経が疲弊してきたうえに、心待ちにしていた春山計画を中止したりして、どうにも元気が出なくなっていた私。

山に行きたい、元気を取り戻したい……高尾山にでも行こうかしら、でも心細いしなぁ……(はあぁ←大きなため息)。
そんなとき、近所のベテランリーダーさんが、山は何が起こるかわからないのだから地震は関係ない、大丈夫!と元気よく背中を押してくれたので、リーダーさんの立てた18きっぷ利用の山行にくっついていくことにした。



里で見かけたミツマタの花

鳥の渡り、潮の満ち干、春を待つ固い蕾のなかには、それ自体の美しさと同時に、象徴的な美と神秘がかくされています。
自然がくりかえすリフレイン──夜の次に朝がきて、冬が去れば春になるという確かさ──のなかには、かぎりなくわたしたちをいやしてくれるなにかがあるのです。
『センス・オブ・ワンダー』レイチェル・カーソン

 

関東圏の人々が外出を控えているなか、閑散としている街をザックを担いで出かけるのは後ろめたい気持ちがする。
だけど……私がショボンとしていても何も解決しないし……ごめんなさい……。
ベテランリーダーさん&サブリーダーさんとともに伊豆の玄岳へと向かう。

熱海駅からバスで「玄岳ハイクコース入口」へ(9:00)。
民家の間を進んで登山口へ。登山口ではかわいいオブジェが迎えてくれる。


登山口のオブジェ

登山口から山道へ入っていくと、まずは美しい竹林を進む。
ぽかぽかと暖かい日で、温度計は20℃近くを指している。
やわらかい土の道を歩くほどに、心がほぐれていくのがわかる。


美しい竹林の登山道


かさかさの樹肌

ほどなくすると美しい雑木林に変わっていき、思いきって出かけてきてよかったな、と思う。
サブリーダーさんとリーダーさんに挟まれて、大安心の登山である。
よい出逢いに感謝しなければ、と思う。


登山道の様子

心配していた崖くずれや倒木箇所もなく、登山道はいたってのどかである。
春山らしく、アセビの花も見ることができた。


アセビ

山頂付近はなだらかな草原が広がり、優しい風が汗をかいた身体に気持ちいい。
登山口にの案内板には「360°の大パノラマ 雄大な富士の展望!」と書いてあったけれど、霞がかかっていて展望はいまひとつであった。
なんといっても、春ですからね(*^_^*)。


なだらかな登山道を振り返って

玄岳山頂で2回目の休憩をとる(10:50〜11:05)。
のびやかな山頂の様子にわーいわーいと眺望を楽しむ私をよそに、リーダーさんとサブリーダーさんは、まずは三角点をチェック。
頭5僂曚匹靴のぞかせていない三角点を棒などでほじくりだしている(^_^;)。
このあたりの息はいつもぴったりのお二人で、私は門外漢。
そして今日の下山コースもまた、三角点を見つけるコースになっているため、通常の地図やガイドにはない道どりなのだ。


山頂からの眺め

気持ちのいい草原を下り、少々難儀なヤブを抜けて、氷ヶ池のほとりへ。
今日のお昼ごはんはここでいただくことに。
頭上にはトンビと、パラグライダーが舞い、池は静かに春の陽光を照り返す。
なんてのどかな山のひととき……。
お二人はいつも重さも厭わずに美味しいものを担ぎ上げてくださるので、私はいただくほうが多くて恐縮。
この一週間のあいだに起こったことを静かに話し合いながら、心の中で「原発NOと、声を上げなければ!!」と誓う。
18きっぷで慎ましい山行を静かに楽しみ、人の落としていったごみを黙ってザックにしまい、人の口を喜ばせるための重たい果物をずっと背負ってくださっていた敬愛する山の先輩たち。
心配をかけてはならない。これ以上、未来の人の幸福を奪ってはいけない。止めなければならない、絶対に……!!


山頂付近の草原

地球の美しさと神秘を感じとれる人は、科学者であろうとなかろうと、人生に飽きて疲れたり、孤独にさいなまれることはけっしてないでしょう。
たとえ生活のなかで苦しみや心配ごとにであったとしても、かならずや、内面的な満足感と、生きていることへの新たな喜びへ通ずる小道を見つけだすことができると信じます。
『センス・オブ・ワンダー』レイチェル・カーソン


下山道は針葉樹の多いコース

1時間くらい休んだのち、函南駅(かんなみえき)への下山の続きにかかる。
針葉樹の多い広めの登山道歩きが気持ちよい。
そのあとは、三角点をコースに入れたお二人の趣味の世界(笑)。
里を抜けたり、車道歩きだったり、忘れられたような荒れた林道だったり。
途中でリーダーさんに「ちゃんと地図を見ていないと」と言われるけれど、面白いもの、興味をひくものを観察したりするほうに忙しい私は、どうしても地図より目の前のものばかりキョロキョロして歩いちゃうのだった。


里歩き

途中、民家の庭先に飼われていた鶏の羽の美しいこと!!
こんなにのびのび育った鶏は健康そのものなんだろうなあ!!
と、そんなことを思いながら歩き続け、函南駅に至る(15:40)。


ニワトリ

途中で一部を挿入した、レイチェル・カーソンの『センス・オブ・ワンダー』は、彼女が甥のロジャーに捧げるためにまとめようとしていた原稿を、友人たちが彼女の最後の夢を果たすべくまとめた一冊である。
1962年に『沈黙の春』で環境の汚染と破壊の実態を世に告発し、2年後に生涯を閉じたカーソンの最後のメッセージ。

映画『レイチェル・カーソンの感性の森』公式サイト
「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要ではないのです。
──レイチェル・カーソン


前日に彼女の遺作『センス・オブ・ワンダー』を映画化した『レイチェル・カーソンの感性の森』を観賞したため、歩いている間中彼女の言葉が私の心の中で絶えずよみがえり、このようなタイトルおよび山行記になった。
「彼女がいなければ、環境運動は始まることがなかったかもしれない」と、映画『不都合な真実』をきっかけにしてノーベル平和賞を受賞した元アメリカ副大統領アル・ゴア氏は語る。
しかし、カーソン没後50年を経てなお、私たちは地球を破壊しつづけ、とうとう、私たちのささやかな日常すら奪う恐ろしいものを造ってしまった……!!

原発を止めよう、ゆっくり生きよう、美しい地球を未来に残そう、未来に生きる人の幸せを奪うのはもうやめよう?
うるさい明かりの少なくなった今の東京で、あるいは棚田で田植えをしているとき、あるいはキッチンで味噌を造りながら……そして今、駅までの長い長い道を歩きながら……人の幸せは、少し不便な、ゆっくりな暮らしの中にあるのでは、と思うのです。

コース:熱海駅=(バス)⇒玄岳ハイクコース入口→玄岳(798.4m)→函南駅

| りこ&とこ | 20:00 | comments(2) | - |
梅の花咲く曽我丘陵を歩く

コース:国府津駅→高山(246.1m)→不動山(327.7m)→浅間山→上大井駅

今日は梅の花が見ごろの曽我梅林へ、ご近所リーダーさんと歩きました。
当初は私プロデュース(笑)の別の山の予定でしたが、ここ数日の寒さに恐れをなし、のんびり歩きに変更。
地図に登山道の表記のないエリアで、ガイドブックなどの資料も持っていないので、もっぱらリーダーさんの地図読みに頼りまして(^^ゞえへへ、ちゃんと三角点を一つ一つ確認しながら歩きました。
道しるべもないのに、みかん畑の中にある三角点に正確に辿り着いたりして、感動することしきりであります。
やっぱりリーダーさんって、すっごいな〜(^v^)!!



道々では梅は勿論のこと、桜の花も見かけました。

 梅

 桜

途中で1袋百円のみかんやぽんかん等を買ったりしつつ、箱根方面の山々を見上げながら歩きました。
箱根の山も丹沢も今は真っ白でとても美しい。

 梅林


不動山の周辺は雪が残る道


いこいの村から丹沢方面を眺める

山道はごく一部で、林道や車道が中心の軽いハイキングでしたが、昨夜の雪の名残りも見られ、今日は大人しい?コースに切り替えて正解だったようです。
それにしても、晩秋に樹の葉が落ち、春にスミレが咲くほど暖かくなるまでのなんて長いこと。
暖かくなったらあそこも歩きたい、日が長くなったらあそこも歩きたい、と歩きたい山ばかりでいっぱい。
先日買った春物のつばが広めの帽子を眺めながら、早く暖かくなあれ、と願うこの頃です。

| りこ&とこ | 18:00 | comments(4) | - |
明神ヶ岳・明星ヶ岳

コース:大雄山駅=(伊豆箱根バス)⇒道了尊バス停→明神岳見晴小屋→明神ヶ岳→明星ヶ岳→宮城野→勘太郎の湯→宮城野橋バス停→箱根湯本駅
天候:快晴

天気予報の欄にお天気マークがずらりと並ぶ祝日。

「今日のコースは後悔させないよ〜」と、単独歩きがちょっと寂しくなってきた私は、甘い言葉でmちゃんを誘う。
mちゃんは、今日から大型連休。うらやましい〜。


明神ヶ岳・明星ヶ岳は、箱根の山。
交通の便がよくて、花もあるし、展望もあるし、温泉もあるし、で初級者が山に親しむのにもおすすめしたい、よい山よ(*^_^*)。
名前もカッコいいですしね(笑)!

小田原駅から伊豆箱根鉄道・大雄山線で大雄山駅へ。
大雄山駅から出るバスは、杉並木の横を走り、道了尊バス停へ。

ひやりと肌に冷たい空気が漂う境内を歩く。
杉の樹が並び、シャガがたくさん咲いている。



シャガの花咲く道了尊(最乗寺)

途中から橋を渡り、登山道へ入る。

適度な湿度と適度な陽射しで、草木が生き生きとしている。



ホウチャクソウ/宝鐸草(ユリ科)
 

12体の石仏の前を通り、少しずつゆるやかに登っていく。


 石仏
 

久々に山に来たmちゃんは遅れ始め、あとのバスで到着したハイカーさんたちが次々に抜いていく。

今日はゆっくり歩こう。

予定の下山コースは無理だろう、と早くも頭の中で短縮コースを考える。

 

ゆっくりゆっくり登り、30分登ったあと軽く休み、見晴小屋前でもう一度休憩(9:20)。

 

「神明水」という水場があり、すごく有り難そうな名前の水だわ、とちょっとだけ飲んでみる。全然くせがない。

mちゃんは顔を洗い、冷たくて気持ちいいよ! やってみたら?とすすめてくれるが、UVクリームが落ちちゃうからやあよ。

 

2つ目の神明水のあと、登りがきつくなっていく。さらにスピードを落としてゆっくりと登る。

 

嬉しいことに、山頂までの道は花がいっぱい!

特に、今回お目当ての一だったマメザクラに逢えたのが嬉しい。

ここまでの道では、もう花が終わっていてちょっと残念に思っていたのだけど、山頂付近ではまだ咲いていてくれた。



マメザクラ/豆桜(バラ科) フジザクラとも

ほかにもスミレもたくさん咲いているし、ミツバツチグリ、クサボケ……。


 スミレ三兄弟


ミツバオウレン/三葉黄蓮(キンポウゲ科)
 

スミレがたくさん咲く急坂を登り詰めると、広い山頂に出る。ああ残念、眼前に迫る富士山には、大きな雲がかかっている。

しかし景色はのびやかで気分爽快!


山頂直下より撮影

 

敷物を敷いて、のんびりお昼ごはんにする。時刻はちょうど正午だ。

今日は昨晩作ったおいなりに、味噌汁代わりのカップラーメンをつけ、デザートははっさくとコーヒー(*^_^*)

雲つき富士山を眺めながら、美味しくいただく。

 

30分くらい山頂で過ごしたが、富士山はずっと雲をまとったままだった。

山頂を後にし、明星ヶ岳へと向かう。


 美しい新葉!
 

いったん鞍部まで下り、再び登る。

振り返ると、明神ヶ岳のたおやかな山容を見せている。


 明神ヶ岳

 箱根の山々

新緑の黄緑色と、まだ残っている桜の色と、ツツジの褐色がかった新葉の色と、色調も春特有のやわらかなものだ。

それは向かう明星ヶ岳も同じ。美しいなあ……。



縁だけ色が違う新葉!
 

明星ヶ岳の山頂は展望はない。しかし一応山頂を踏みまして、少し来た道を戻る。

このあたりも小さな花がいろいろ咲いているよ。


ニョイスミレ/スミレ科 ツボスミレとも

塔ノ峰へ向かうコースもなかなか素敵だが、今日はもう時間が足りないので宮城野へと下ることにする。

明星ヶ岳山頂から1時間ほどだ。

 

細い登山道を一気に下るので、滑らないようちょっと神経を使うが、やはりゆっくりペースで。



ササが多い登山道。新緑がきれい
 

15時半にようやく車道に出る。

いちばん近そうな温泉、宮城野温泉「勘太郎の湯」へ。

汗を流したら、ようやく人心地ついた。

 

混んでいなかったので、のんびりつかれたし、特に大理石の湯という、源泉かけながしの露天風呂が気持ちよかった。

ぬるめなんだけど、湯がまろやかでゆっくりつかりたいときにはいいよ。

 

帰りは箱根湯本までバスを利用。バスは1時間に何本もあり、あまり待たなくていいし、とても便利だ。

箱根湯本で鈴廣の揚げセットを土産に買って帰路についた。

 本日のお土産

| りこ&とこ | 22:00 | comments(0) | - |

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