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三ツ峠山の御巣鷹山へ

コース:河口湖駅=(富士急行)⇒三ツ峠登山口→御巣鷹山(1775m)→開運山(1785.2m)→木無山(1732m)→霜山(1301.7m)→天上山(1139.9m)→開運の湯→河口湖駅

 

↑コース絵図

 

おお暑い。

山に行くより、冷房をかけた部屋で仕事をしているほうが楽しいんじゃないかと思うけれど、山に行くのダ。

そして、標高の高い湿原などをルンカルンカと山歩(さんぽ)したいのですが、ガシガシ歩く山に行くのダ。

 

しかし、標高が低いと飲料をどんだけ担いでも足りないくらい、汗をかいてバテてしまうため、今日はバスで標高1230mまで運んでもらってスタートする山を選びましたが、やはりバテました〜〜。あ、暑すぎる……(ーー;)。

 

↑幅があり歩きやすい登山道

 

暑い暑いと言ってても始まらないので、そろそろ本文へ。

河口湖駅に着いて天下茶屋行きのバス停に並ぶと、目の前に電光気温計があり、数字は27。やれやれ。まだ言ってるよ(ーー;)。

バスは9時に出て、9時半に三ツ峠登山口で降ります。

 

 

↑左はウツギ、右は何だろう

 

 

↑キバナノヤマオダマキとヤマオダマキ

 

 

↑シモツケソウとクガイソウ

 

スタートが遅めなので、すぐに歩きはじめます。

トリアシショウマ、シモツケソウ、オダマキやら……『新・花の百名山』に選定されているだけあり、花はいろいろ咲いています。

道は3軒あるお茶屋さんが四駆で上がれるほどなので、幅もあるし、ファミリーで歩けるようなコースです。

しかし私はお茶屋さんがあるコースは後回しにして、まずは御巣鷹山(おすたかやま)とりへ。

 

↑電波塔が並ぶ御巣鷹山

 

アツモリソウ(!)が保護された柵の横をエイホエイホと登ったけど山名標識がなくて、大きな電波塔施設がバーンとあるだけ。

しかし三ツ峠山にアツモリソウが咲くというのは知りませんでした、すごいですね。

ちなみに花百で選ばれた花は、フジアザミとレンリソウです。

初めて登ったときは、フジアザミ目当てに来ましたが、今は時季が早いです。

 

↑開運山山頂

↑山頂からの景色はバツグン

 

分岐に戻って開運山(かいうんさん)へ。三ツ峠山の最高峰。

標識は「三ッ峠山」となっています。開運山、御巣鷹山、木無山(きなしやま)の三山で、三ツ峠山です。

山頂には木蔭がないので、早々に退散します。

滑りやすい斜面を下りきり、三ツ峠山荘前のベンチに落ち着きます。

三ツ峠山のお茶屋さんは、いずれも商売気がなく、ほとんど何も売っていない。

自販機も選択肢は限られ(しかも高い)、三軒あるから蕎麦とかうどんとかをた期待して食料を少なめにしてきたから、きょう遭難したらヤバイです。

が、三ツ峠山荘さん、「アイスあります」と貼り紙し、アイス一本勝負!?で、グレープと練乳苺の2種類のアイスバー(各250円)を販売しておりました。

山荘前を通らなくても三つ峠登山口には下りれますが、通過したかたは皆さん買っちゃうから、笑、飛ぶように売れたと思います。

私も買いましたし、チップ200円でお手洗いも借りました。

 

↑木無山付近にはアヤメが咲き残っていました

 

アイスのあと、にゅうめん(フリーズドライ)を汁物代わりにして、おにぎりを一つ食べました。

食べないとシャリバテしてしまいますからね。

 

 

 

↑府戸尾根の様子

 

さて、下山を開始します。

木無山を通り、下山は霜山(しもやま)を経て河口湖駅のほうに下ります。

府戸尾根というのですが、なかなかよいです。

樹々が茂って木蔭をつくり、尾根は風が渡って比較的涼しく、静かで雰囲気もよい。

バテぎみでなければご機嫌にスイスイ下り、あっというまでしょうが、それでも今日は長く感じました。

 

↑ウスユキソウの一種かな?

 

途中、眺めのよい送電鉄塔が立つところで、今日のスペシャルおやつ、フレーツミックスゼリーを食べ、終盤のエネルギーとしました。

凍らせていたのが解凍され、わずかに冷たさを残していました。

果物がゴロゴロ入っていて、ご馳走。夏の山のおやつには果物が嬉しいです。

 

↑ミックスゼリーは、夏のご褒美おやつ

 

天上山(てんじょうさん)の登りに入ったとき、ピラピラしたスカートの若い女性と爽やかな青年の欧米人カップルからシモヤマはこの先か?と訊かれました。

そうだけど、霜山は山頂らしい山頂ではなく、山名標識もないからわからないだろうし、しかもだいぶ先だし、行っても何もないというのを伝えたいのだが……ムリ(ーー;)。

てきとうなところで、散歩を切り上げてくれたことを祈る。

 

↑天上山山頂

 

天上山は真正面に富士山が望めるビュースポット。

そのあと大にぎわいのカチカチ山ロープウェイの山頂駅付近に出ましたが、せっかくここまで来たかたは、ほんのもうちょいで静かなビュースポットになるので、天上山までは足を延ばさないともったいないんじゃないかなと思います。

ここまでたどり着くのもやっとだった私。

迷わずロープウェイに乗って、下山しました。

 

↑天上山より富士山を見納める

 

そのあと下調べしておいたロイヤルホテル河口湖の「開運の湯」まで歩き、汗を流します。

1000円と値が張りますが、内湯に露天風呂が2つあり、湯温が低めでしたのでゆっくりつかれ、生き返りました。

 

↑河口湖へ戻りつつカチカチ山ロープウェイを仰ぐ

景観をじゃませず、誰でも山に親しめる小規模ロープウェイを好もしく思う

 

そのあと河口湖駅まで歩いて戻り、往路と同様、鉄道で帰りました。

河口湖は都心からの高速バスがたくさんあり、私の家に近い駅にも止まる線もあり、富士急行の運賃があまりに高い!!ため、帰りは節約してバスにしようかとも思うのですが、結局、折よく出る電車にパッと乗ってしまった。

冷房の効いた心地いい揺れの電車はやはり乗り心地がよく、暑さで消耗していた私はすやすやよく寝ながら移動しました。(7/17UP)

| りこ&とこ | 21:00 | comments(0) | - |
愛鷹山の越前岳・黒岳

コース:御殿場駅=(富士急行バス)⇒愛鷹登山口バス停→山神社→富士見峠→黒岳(1086.5m)→富士見峠→鋸岳展望台→富士見台→越前岳(1504.2m)→馬ノ背見晴台→十里木バス停→十里木1丁目バス停⇒御殿場駅

 

↑コース絵図

 

愛鷹山(あしたかやま)とりというのは周辺の山の総称で、一度登ったことのある山ですが、アシタカツツジとりの開花時期(5月中旬〜6月上旬・見頃は下旬か)に合わせて再訪しました。

が!、アシタカツツジには早すぎ、天気予報はハズレて富士山をちらりとも拝むことができず、運動にはなりました〜という山行でした。

 

↑愛鷹登山口から山神社へ向かう林道

 

御殿場駅乗った十里木行きのバスには多くの登山者が乗り込みましたが、愛鷹登山口で降りたのは私を入れて2人で、ほかのかたは十里木高原の花見だけなのかしら、と寝ぼけたことを思っておりました。

山神社までの林道を歩きながら、十里木から登って愛鷹登山口に下るというのを私がまったく思い至らなかったことに気づき、苦笑。

十里木のほうが標高が高いし、16時台のバスは愛鷹登山口バス停には止まるけれど、十里木には止まらないので、賢くないコース選定だったのかもしれない。

 

↑マムシグサ/蝮草(サトイモ科)

↑ジロボウエンゴサクの白花かな

 

が、降りてしまったので歩き出します。

昨日の雨で湿度の高くなってたいる林道を進むと、駐車場があり、登山口の山神社に着きます。

駐車場には簡易トイレが一つありました。

 

↑山神社

 

しっとりと潤う緑の中に入っていくと、何もかもがみずみずしく美しい。

樹木も草花も、苔も生き生きとしています。

 

↑緑豊かなコース

 

↑湿った岩には苔がびっしり、小さな花も…

↑キランソウ/金瘡小草(シソ科)

 

小さな避難小屋のそばを過ぎるとほどなくして富士見峠で、まずは黒岳を往復します。

 

↑黒岳の自然杉

 

黒岳に向かう途中にある展望台からは、雲ばかりで何も見えません。

杉の自然林を経て着いた黒岳山頂でも展望はなく、クロワッサンとカフェオレで休憩したら、越前岳を目指します。

 

↑黒岳山頂

 

↑歩きにくい登山道

 

登山道は深くえぐれていて、粘土質で滑りやすく、たいへん歩きづらい。

おまけに昨日の雨でぬかるんでいるて、さらちえぐれた道の中は湿度がさらに高く、汗が吹き出します。

 

↑鋸岳展望台より

 

富士見台を過ぎると登りがゆるみ、花が咲いていないツツジの樹が増えてくるなかをさらに行き、越前岳の山頂に着きました。

周囲は雲に覆われ、展望はゼロです。

 

↑登山道の様子

 

手頃な倒木ベンチを見つけて、昼食に。

登頂は12時50分で、お腹がぺこぺこ。

今日は平日と同じような内容のお弁当でしたが、美味しくいただきました。

 

↑本日のお弁当

 

食後のコーヒーを済ませ、下山にかかります。

急ぎ足で下れば15時のバスにギリギリ間に合に合いそうな時刻でしたが、シーズン早めに咲いたアシタカツツジを見つけたいので、急ぎすぎず、ゆっくりすぎないペースで下ります。

 

 

↑登山道

 

下りも歩きづらい道で、かつぬかるみをよけて歩くためにできたのか、道がいくつもあります。

ロープのある道をなるべく選びつつ、ときどき外れながら下ると、馬ノ背見晴台に至りました。

ここまででアシタカツツジには会うこと叶わず。

 

↑馬ノ背見晴台より勾配ゆるむ

 

↑フモトスミレ/麓菫(スミレ科)

 

道はゆるく歩きやすくなったので、そのまま急ぎめに下りましたが、バスは行ってしまった後でした。

 

↑最後は階段

 

次の16時台のバスが止まる十里木1丁目までさらに歩きます。

この辺りの別荘地内でもアシタカツツジが咲いているような情報を得ていたので、気をつけながら歩き、見つけることができました。

雄しべが10本くらいで、葉が5枚というのが特徴。

 

↑アシタカツツジ/愛鷹躑躅(ツツジ科)

 

山で会うことはできませんでしたが、とりあえずは逢えたのでよしとし、そのままバス停へ。

1時間弱ほど待ってバスに乗り、帰路につきました。(5/21UP)

| りこ&とこ | 21:00 | comments(0) | - |
黒川鶏冠山

コース:塩山駅=(山梨交通バス)⇒柳沢峠バス停→六本木峠→横手山峠→見晴台→三角点(1710.0m)→黒川鶏冠山→分岐→落合バス停

 

↑コース絵図

 

季節運行のバスを利用し、黒川鶏冠山(くろかわけいかんざん)とりへ。

鶏冠山という名前の山は全国にたくさんあるため、黒川をつけている例にならい、ここでもそうします。

「山梨百名山」に選定されている山です。

 

↑柳沢峠にある鳥獣供養塔

 

塩山(えんざん)に降り立つと、駅前のバス停には大勢のハイカーがズラーリと並んでいます。

長蛇の列をつくっているのは、西沢渓谷行きで、バスは2台やってきました。

私の並んだ列も長く、大菩薩や柳沢峠を経て落合まで行くバスで、こちらは1台。

このバスは近年運行されるようになったバスで、私の山と高原地図「大菩薩嶺(2009年版)」には記載がなく、自分で書き足していました。

山にアプローチしやすくなるバスが増えるのは、ありがたい。

もう30分ほど早い設定だとなおよしです。

 

↑柳沢峠の登山口

 

8時半に塩山駅を出たバスは柳沢峠に9時20分に着。

大きな駐車場、水洗トイレがある峠で、黒川鶏冠山だけでなく、ブナの散歩コースの比較的新しい標識もあり、よく整備されています。

この辺りは東京都の水源林なのです。

夏の暑い時季に「ブナのみち」を散策するのもよさそう。

 

↑歩きよい登山道

 

↑「ブナのみち」の案内図

 

マイナーで少し荒れているくらいを想像したのですが、歩きやすい道が続きます。

また、バスで標高を上げてもらっていますから、たくさん登らなくてよいのも助かります。

 

 

↑ゆるい登りが続く

 

↑ハシリドコロ/走野老(ナス科)

 

標高が高いからか、このあたりでは花はハシリドコロくらいしか見かけません。

ハシリドコロは毒草として有名で、食べると走り回って苦しむところからついた名というのはよく知られていることですが、トコロというのはヤマイモ科の根茎に由来するのだそう。

そして、トコロ(野老)というのは、根の曲がっている様子を野の老人に見立てた名前だそうで、深い名前の植物ですね。

 

↑苔蒸した岩の多いところも

 

↑林道に出る

 

↑ゆるやかな下り

 

↑見晴台分岐。三角点はすぐそば

 

雲が増える前に、とまずは三角点のある場所の先にある見晴台へ。

 

↑見晴台へ続く道

 

大菩薩嶺と富士山が近く、その右側には南アルプスの白い峰々が連なります。大菩薩嶺と反対側は甲武信岳から雲取山辺りの尾根ですが、よくわからないσ(^_^;)。ダメねえ。

 

↑大菩薩嶺と富士山

 

↑南アルプス

 

↑甲武信方面

 

見晴台から三角点のある場所まで戻り、こちらで昼食に。

展望はないけれど、座りいい倒木ベンチがありましたので。

ちなみに、三角点のある場所を黒川山、鶏冠神社の小さな祠がある場所を鶏冠山と見ているかたもいるみたいですが、標識は「鶏冠山(黒川山)」で、黒川山は鶏冠山の別名という認識でよいかと思う。

山名事典もそのような説明になっています。

 

↑三角点

 

帰りのバスが15時台1本なので、コースタイム的には余裕でも、気持ちがせわしない。

昼食が済んだら早々に鶏冠山へ向かいます。

すぐに山頂が見えますが、トサカには見えませんね?

名前の由来は、丹波方面から見たときに、山頂の露岩がトサカに見えるからとのことです。

 

↑三角点北側の尾根から見える鶏冠山

 

落合との分岐から見えている岩がちなピークが山頂かと思って登っていきましたが、山頂標識が何もなく、リボンマークを追ってさらに奥へ行くと、もう一つピークがあって、そちらが山頂でした。

 

↑岩場注意の札

 

↑岩場

 

道しるべに「鶏冠神社」とあったから、祠があるだろうと予測していたのと、山地図アプリで確認したときに山頂より少しズレていたから、先まで確認し、山頂を踏めました。

それらのヒントがなかったら、最初のピークで山頂標識がない山頂ね!と勘違いして終わっていたかもしれない(^^;)。

 

↑黒川鶏冠山山頂(鶏冠神社)

 

黒川鶏冠山の山頂には、黄金の鏡が安置されていたと伝わる鶏冠神社(黒川権現)の小祠があります。

展望は、視界は大菩薩と富士山側、その東側の山々までですが、高度感があり爽快。

しっかり目に焼きつけて、下山にかかります。

 

↑大菩薩嶺と富士山

 

↑東南方向

 

時間にかなり余裕ができたので、ノンビリ下ります。

ふかふかの苔のベッドには、バイカオウレンや、花びらが2mmもないような小さな白い花、ネコノメソウなどが咲いています。

 

↑落合に向けて下る

 

↑何かな、花びらが2mmくらいしかない小さな花

↑バイカオウレン/梅花黄蓮(キンポウゲ科)

↑ネコノメソウ/猫の目草(ユキノシタ科)

 

あまり早く下りてもバスの待ち時間が無駄なので、座りいい岩を見つけたところで休憩にします。

が、座っていると虫がうるさく寄ってくるため、あまり長居はできませんでしたが。

 

↑登山道の様子

 

大きな谷を回り込むようにしながら下っていきますが、ずっと見えている山を見晴台から見て形を認識していた雲取山と思っていたけど、近すぎるかな? 違うかもしれない。

 

↑明るい道になってきた

 

↑エイザンスミレ/叡山菫(スミレ科)

↑イワボタンかな、ヨゴレネコノメソウとは違うような

 

柳沢峠から山頂にかけて、あるいはその付近の樹々は芽吹きには早かったですが、下るほどに新緑の中に入っていきます。

山の春は、いま標識1000mくらいまで登ってきた感じかな。

今日はお守りに軽アイゼンをザックの底に入れておきましたが、近郊登山ではもう入れることはなさそう。

 

↑だいぶ下りてきた

 

山に里のかたの手が入っている気配が下るほどに増し、下山口に着きました。

柳沢川を渡ればすぐバス停かと思えばそうでもなく、丹波山村側にだいぶ下り、酒屋さん兼旅館の横にバス停がありました。

 

↑「巣箱は小鳥のマイホームです」との書き方がかわいい

 

↑橋の向こうが411号線

 

時間が早いから、バス停向かいの水源管理事務所の裏にある、「水道水源林100年の森」を少し散策し、あとは日陰で読書をして過ごし、バスに乗って帰路につきました。(5/13UP)

| りこ&とこ | 21:00 | comments(3) | - |
清八山・本社ヶ丸・鶴ヶ鳥屋山

コース:河口湖駅=(富士急山梨バス)⇒三ツ峠登山口バス停→大幡八丁峠→清八山(1593m)→本社ヶ丸(1630.8m)→鉄塔→角研山(1377m)→鶴ヶ鳥屋山(1374.4m)→近ヶ坂橋→初狩駅

 

↑コース絵図

 

大月駅でJRから富士急行に3分の乗り換えを無事に終え、のんびり乗っていると、真っ白な富士山が向かいの車窓から見えている。

富士山はその後も車窓を右に左にと位置を変え、河口湖までついてきてくれました。

 

↑富士急行のどこかの駅から撮った富士山

 

河口湖駅から天下茶屋行きのバス(09:05発)に乗り、三ツ峠山登山口で降り、まずは清八山(せいはちやま)を目指します。

清八山方面に登るのに、富士急行からさらにバスに乗るという無駄に時間と交通費をかける人はあまりいないかも?

でも、鶴ヶ鳥屋山(つるがとやさん)とりとセットの長〜いコースにしたときに、気持ちがダレないうちに稜線に上がりたくて、このようなコースどりを選びました。

早い時間に登りをやっつけて、下山に林道ダラダラクールダウンというのが、私の好みだ。

 

↑河口湖駅

 

河口湖駅をなぜか5分遅れで出発したバスは、さらにじわじわと遅れ、15分くらい遅れて9時45分に三ツ峠登山口に着きました。

きほん登山者のためのバスと思うので、もう30分早い時刻だとよいのだがと思っていたくらいなので、遅れるのはイタイ(>_<)。

すぐに歩きだしたから、降りてから準備を整えたりしていたたくさんの登山者がどちら方面に歩き出したかは不明。

私の前を歩いていたただ一人の登山者は、三ツ峠山方面へ登っていきました。

 

↑林道から稜線を眺める

 

↑上からミネザクラ、ハシリドコロ、ダンコウバイ

 

遅れを取り戻したく、林道を早足で進む。

アブラチャン、キブシ、ミネザクラなどが咲いています。

 

↑林道

 

ようやく登山道に入ると、明るい尾根で、よく整備されている印象。

樹間から見える富士山が白く美しい。

 

↑大幡八丁峠まで約1時間かかった

 

↑よく整備された登山道

 

↑富士山

 

清八山山頂に岩をよじ登るようにして着くと、大きな富士山がバーンと眼前にあり、右奥に南アルプスが控える。

清八山は、本社ヶ丸(ほんじゃがまる)とセットで大月市選定の秀麗富嶽十二景の12番山頂ですが、これほどとは!

立ち去るのが惜しく、よーく目に焼きつけます。

 

↑清八山山頂からの眺め

 

続いて本社ヶ丸へ。

稜線歩きが気持ちいい。

 

↑本社ヶ丸に向けて歩く

 

↑鶴ヶ鳥屋山まで190分とな

 

こちらも岩がちなところを登って山頂へ。

あまり広くないけれど、富士山はバッチリ。

今日はここで昼食にします。

 

↑岩っぽい山頂付近

 

↑本社ヶ丸山頂

 

本日のお弁当はわっぱ弁当に入れてきたけど、今日は天気がよすぎて重く感じました。

でも先が長いから、ちゃんと食べないとシャリバテします。

 

↑本日のお弁当

 

30分ほど過ごし、いよいよ本命の鶴ヶ鳥屋山へ。

本社ヶ丸からは150分と道しるべにあります。

その間のポイントの鉄塔までは45分、角研山には20分と山地図アプリにはあり。

 

↑本社ヶ丸山頂付近で見かけたフデリンドウ

 

↑明るい登山道

 

↑鉄塔手前の下りは整備された階段が崩れていて鉄がむき出しで危ない

 

 

↑鉄塔からの眺め

 

↑いい感じの道

 

昭文社の地図には、角研山から笹子に下る道があるように書かれていますが、道しるべの表記はなく、下りたいかたたちがしきりに道を探していました。見つかったかな。

 

本社ヶ丸から角研山、鶴ヶ鳥屋山まで、道は長いけれど概ね起伏がゆるやかで、美しいブナ林があり、たいへん気持ちよく歩けました。

林床には多くはないけれど、エイザンスミレがポツリポツリと咲いているのにも出逢いました。

 

↑角研山

 

↑芽吹き

 

↑エイザンスミレ/叡山菫(スミレ科)

 

↑登山道の写真が多い?

 

↑タチツボスミレ/立壺菫(スミレ科)

 

鶴ヶ鳥屋山は展望がない山頂で、休憩するのに手頃な岩もないしで、飲み物を飲んで少し休憩したら下山にかかります。

日が長い季節になったとはいえ、今日は下山が遅めなのであまりゆっくりはしていられません。

前にも後ろにも登山者がいる気配はなく、熊鈴をつけて下ります。

 

↑鶴ヶ鳥屋山山頂

 

ずっと下るだけかと思いきや、まだ登りもあり、沢沿いの林道に出るまでが長く感じられました。

 

↑滑りやすそうな急な下り

 

↑ブナの新葉も今日の暑さに少々しなびているような

 

↑ミツバツツジ

 

↑一度車道に出てまた登山道に入る

 

↑もう里が近いはずなのにまだこんなよ

 

↑やわらかい緑がきれい

 

とりあえず林道に出たところでほっとし、そのまま下って712号線へ。

 

↑林道

 

↑山吹が疲れを癒す

 

車道に出れば、あとは初狩駅まで足を前に出せば着くので、淡々と。

 

↑屋根に乗り出してのご声援(?)、ありがとうございます

 

とはいえ、リサーチしていた初狩駅から歩いて行ける鉱泉への寄り道はやめておきました。

 

↑駅付近の見事は八重桜

 

↑花がふさふさで白とピンクで見事

 

駅に着いたのが17時半。

今日の歩行距離は13.5kmほど。よく歩きました。(5/11UP)

| りこ&とこ | 21:00 | comments(0) | - |
鶏足山 〜沼津アルプス<後篇>〜

コース:沼津駅=(東海バス)⇒木の宮バス停→横山峠→横山(183m)→八重坂峠→鶏足山/香貫山(193m)→黒瀬バス停⇒沼津駅

 

↑コース絵図

 

鶏足山とりと書いてもわかりませんね。沼津アルプスの北端の山、香貫山(かぬきやま)の別名です。

2月に南端の大平山から徳倉山までを登頂したので、今回はその続きで、残りの横山と合わせて登ることにしました。

18きっぷでmちゃんと在来線で向かい、沼津駅から8時35分のバスに乗り、木の宮というところで降ります。

 

↑沼津市のマンホール(木の宮付近)

 

沼津商業高校方向にしばらく歩くと、トンネルの手前、右側に沼津アルプスの登り口の案内板が見つかります。

 

↑登山口

 

登山道に入ってゆるゆると登っていくと、南の徳倉山からの道にぶつかり、縦走路に合流することができました。

ここが横山峠。

 

↑横山峠。沼津アルプスの道しるべはにぎやか

 

ここ半月ほどかなりハードスケジュールだったのが、ピークを越えたあとに気がゆるんだか風邪を引き、病みあがりならぬまだ病み中なのですが、山に行ったら治るとうそぶいて登山している今日であります。

従って、ペースはノロノロです、笑。

 

↑登山道

 

それでも1時間かからずに横山山頂に着きます(9:35)。

 

↑横山山頂

 

少し休憩し、ロープが設置された急坂を下って八重坂峠へ。

 

↑ロープ場を振り返る

 

横山も香貫山も独立した峰なので、いったん下って車道に出、あらためて登り返す形になります。

ちょっと面倒くさいですね。

 

↑香貫山入り口に向かう

 

香貫山登山口から登山道に入ると、コースがいろいろあってわかりづらいです。

それでもよく陽の当たるところにはイヌフグリが群生し、その近くに一輪のスミレも見つけました。

ようやく春が来ましたね。

 

↑イヌフグリとスミレ

 

沼津アルプスのコースどりになるように道を選んできたけれど、山頂を踏むためにコースを外れると、桜台というところに出ました。

陽のよく当たる場所で桜がほころんでいて、あずまやもあるものだから、こちらで昼食にすることに。

午前中に終わりそうなコースどりでしたから、小さめのお弁当にしたけれど、移動中に「お腹すいた〜」と言い出したmちゃんが崎陽軒のシウマイを買ったから、けっこう豪華になりました(写真撮る前にmちゃんがパクパク食べちゃったから画僧なし)。

 

↑桜台へ

↑一部のみ咲いていた桜

↑本日のお弁当

(鶏五目飯、しそささみカツ、春巻き、そら豆)

 

↑桜台から伊豆方面を望む

 

コーヒーで締め、山頂に向かいます。

山頂は標識だけの味気ないところですが、展望台へ向かうために何かの施設の裏に回ると、前回登った沼津アルプスの峰々がよく見渡せました。

 

↑香貫台山頂(証拠写真)

 

↑沼津アルプスの南側の峰々

 

展望台は360度の視界が広がり、素晴らしい眺めです。

富士山は雲が隠していたけれど、駿河湾の海岸線は美しく、伊豆側、沼津アルプスの南側と見渡せます。

 

↑展望台から富士山方向

↑展望台から・沼津市駿河湾方向

↑点号台から伊豆方向

 

眺めを存分に楽しみ、車道メインでサクサクと下山しました。

 

↑途中にあった五重の塔

 

黒瀬町に下り、私は沼津駅まで歩くつもりでしたが、mちゃんがめざとく次のバスは5分後なのを見つけ、黒瀬バス停からバスで沼津駅へ。1kmしかないのに勿体ないなあ。貧乏性

再び沼津駅に戻り、本日のプチ登山を無事に終えました。

 

* * *

 

*「メゾン・マミ」へ

コインロッカーに預けておいた手土産と登山に関係ない荷物を回収し、本日第2弾のお出かけへ向かいます。

沼津駅から三島駅へ電車移動し、駅前の無料シャトルバスに乗って、クレマチスの丘へ。

バス停からすぐ!近くにある、「メゾン・マミ」という私設美術館を訪ねます。

ここは、私の勤める校正会社の元社長、マミコさんの自宅でもあります。

土日の午後だけ開館するこの小さな美術館は、今は「後藤愛彦展」を開催中です(6月25日まで)。

灼熱のサハラ砂漠の太陽を描いたという500号の大作が迫力満点!

お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りくださいませ(o^^o)。

きっと観に行ってよかった!と思いますよ。

 

↑メゾン・マミ「後藤愛彦展」

 

絵を眺め、1時間ほど楽しいお喋りのひとときを過ごし、おいとましました。

美味しいコーヒー(器も素敵)をご馳走さまでした。

 

* * *

 

再び三島駅に戻り、電車に乗ってゴトンゴトンと在来線に揺られます。

海と富士山を眺められる東海道線は18きっぷ旅に適しています。

長い乗車時間に読書もたっぷりできるから、ちっとも退屈しません。

まだ残っている18きっぷで、さて次はどこに行こうかなと楽しい考え事をしたりしながら(mちゃんの切符だけど、笑)、のんびり帰りました。(3/15UP)

| りこ&とこ | 21:00 | comments(0) | - |
鷲頭山 〜沼津アルプス〈前篇〉〜

コース:沼津駅=(伊豆箱根バス)⇒多比→多比口峠→大平山(356m)→多比口峠→多比峠→鷲頭山(392m)→小鷲頭山(330m)→中将岩→志下峠→馬込峠→志下山(214m)→千金岩→象ノ背→香貫台分岐→徳倉山(256m)→香貫台分岐→香貫台入口バス停→八間町バス停⇒沼津駅

 

↑コース絵図

 

都心部にふわ〜と雪が舞った日の翌日、沼津アルプスの鷲頭山(わしずさん)とりへ。

沼津までが遠いので、せっかく行くなら全縦走したいところですが、冬にやるには長すぎると思うので、2回に分けることにし、今日は前篇。

 

沼津駅に8時半に着き、トイレを済ませて長岡駅行きのバスに乗り込みます。

バスは15〜30分ごとにあり、とても便利。

多比(たび)というバス停が沼津アルプスの起点で、私を入れて4名がバスを降りました。

ぽけ〜とバスに乗っていた私は、さて登山口はどこやらねんと地図をゴソゴソしていたら、すでにケータイで地図を出していたかたがスタスタ歩き出したので、そっちらしい〜とついていく、笑。

この4名で、こっちかなあ〜とやりつつ、ホントは地図のコースとちょっと違ったんだけど、無事にコースに入ることができました。

道端にできた簡易直売コーナーにはみかんが1袋100円で売っていて、あれやこれや持てるだけ買って帰りたいのですが、4時間以上の山を歩く前に買うわけにいかず、残念無念。

 

↑大平山の尾根から見える富士山

 

朝お弁当を作ったときとバス停から多比口峠手前まで、何枚か写真を撮っていたのですが、カメラが保存容量一杯のエラー表示し、新しいSDカードを入れようとしたら入っていない。入れ忘れていたのです。

それならば今日ここまで撮ったのは本体に記録されたのかしらんと思いつつ予備のカードを入れて初期化して撮りはじめたのですが、どうもその際、消してしまったらしい。

そんなわけで、今日の画像は途中からとなります、トホ。

 

↑大平山

 

まずは多比口峠から鷲頭山と反対方向にある大平山を往復。

少し登ったところで雲をのせた富士山がバッチリ見えるポイントがあり、その近さはさすが!というところ。

大平山山頂は広いですが、展望は一部にしか開けていません。

おやつに持ってきた生チョコレートとコーヒーで軽く休憩をしたら、すぐに歩き出します。

 

↑ウバメガシの林

↑こちらは樹にびっしり生えたきのこ

 

多比口峠まで戻ってしばらくすると、鷲頭山が見えてきます。

また、コースはウバメガシという樹の林に入り、岩の上にも根っこがうねうねと生えています。

ウバメガシはブナ科の常緑広葉樹だそうで、温暖な地域に多く見られるそう。

山頂直下はロープのある急登で息が切れますが、ところどころで展望が開け、励まされます。

 

↑鷲頭山

↑コースの様子

↑鷲頭山の尾根からの眺め

 

沼津アルプスの最高峰、鷲頭山に11時25分登頂。

山頂からは眼下に駿河湾と漁港が見渡せ、関東圏の山にはない景色が新鮮。

大きな桜の樹と祠があり、祠は鷲頭神社の奥の院だそうです。

 

↑鷲頭山山頂より駿河湾を望む

↑鷲頭神社奥の院

 

朝家を出るのが6時と比較的ゆるかったので、お弁当はいつもより少し時間のかかるキジ弁当を作ってきたのですが、撮った画像は消しちゃったから、なしです。

珍しくわっぱの弁当箱に入れたりして「絵になってる」とご満悦だったのに残念無念その2。

 

寒いのであまりゆっくりせず、食事が終わったら早々に次の山へ向かいます。

次の山はすぐで、小鷲頭山(こわしずさん)。

小鷲頭山からは駿河湾の海岸線が美しく、山頂からの眺めはここが一番かもしれない。

 

↑小鷲頭山からのが眺め

 

小鷲頭山を下っていくと、ロープが現れ、かなり急な下りです。

ロープに頼りすぎるのもどうかと思うのですが、もたもたしていると後ろがつかえてしまうから、かなりロープに頼ってしまいました。

ロープのある下りが続いて「もうロープやだ、飽きた」と思う頃、中将岩というところに出ました。

源平合戦に敗れた平清盛の息子の重衡が逃れてきた地とか。

 

↑コースの様子

 

↑駿河湾

 

志下峠(しげとうげ)を過ぎ、志下山を過ぎると、象の背と呼ばれるゆるやかな道となり軽快に歩けます。

2、3回展望台も設けられ、駿河湾を眺めたり、鷲頭山を振り仰いだり。

 

↑志下山山頂

 

↑気持ちいいコース

↑鷲頭山を振り仰ぐ

↑落ち葉道

 

香貫台(かぬきだい)分岐からまたロープのある急登となりますが、最後の一山だと励まして登る。

 

↑徳倉山のロープ場は比較的ゆるい

 

徳倉山(とくらやま)山頂は広々していて富士山が目の前にどーんと構えて待っていてくれました。

せっかくなのでノンビリすればいいのですが、止まると冷たくて強い風ですぐ寒くなるので、写真に富士山を収めたら、来た道を戻ります。

 

↑徳倉山から富士山を仰ぐ

 

香貫台分岐よりよく整備された道を下っていき、登山口に出ました。

 

↑下山道の様子

 

香貫台入口バス停までの道で少し迷い、ウォーキング中のかたに教えていただきました。感謝です。

バスは1時間に1本とそれは想定内で、タイミングが悪ければ414号に出ればバスが多いとわかっていたので、そのようにしました。

途中にコンビニがあり、ちょっと買い物をしてお手洗いをお借りすることができたのもかえってよかったです。

バス停に向かう後ろからバスが来ていたので、少し駆けて乗せてもらいました。

 

沼津に来たら寄り道したいところがいくつかあったのですが、今回は山時間が長く早く帰りたい事情もあり、沼津駅で揚物の詰め合わせを買ってすぐに電車に乗ってしまいました。

沼津アルプス7山のうち、今回5山に登ったので、残り2山は午前中に終われるでしょうから、そのときはプチ観光も楽しみたいと思います。

というわけで、いつかわからないけど、後篇につづく。

 

* * *

 

本日の余談

今回おやつに持っていった生チョコレート。

バレンタインシーズンにちなんで見つけ、一年に一回くらいいいでしょと大奮発して注文したもので、後生大事に温存していたのですが、なんとその後、もう一箱同じチョコレートが届き、添えられた手紙によると、前に発送したものは賞味期限が短いものを送ってしまったということで、あらためてもう一度送らせていただきましたとのこと。

賞味期限が短いのは生チョコだからでしょと思ってなーーんにも疑問に思っていなかったわたくしが、大喜びしたのは申すまでもありません。

| りこ&とこ | 21:00 | comments(2) | - |
富士山に登りました 2

コース:見晴館→富士山山頂→砂払五合目→須走口五合目=(バス)⇒新松田駅

(1のつづき)

 

富士山を登るスタイルの一つに、夜のうちに登頂し、山頂で御来光を迎えるというのがありますが、私はヘッドライトなしで歩ける明るさになるまでは出発しません。

安全面もありますが、太陽が出ている時間帯が人の活動時間、というのが自然の摂理にかなっていると思うからです。

 

↑夜明け前の雲海(カメラが勝手に明るくしてしまうが、もっと暗かった)

 

4時前に硬くて痛い寝床(←しつこく)を抜け出し、別館の玄関でカフェオレと「ランチパック」で静かに朝食にしました。

お湯は昨日の朝に家で詰めたもので、熱が逃げないよう保温できるステンレス水筒にさらに保温カバーをして持ってきたもの。

さすがに熱々ではありませんが、まだ温かでした。

 

外に出ると、満天の星で、オリオン座が真上にくっきり。

山頂を仰ぐと、登山者のヘッドライトが小川のようです。

 

↑御来光。実際の色調とぜっんぜん違うが

 

5時に本七合目・見晴館を出発。

歩いているうちに御来光を迎えます。

 

↑山頂まで100分とある道しるべ

 

↑雲の上の世界

 

↑隣の砂走りではもうたくさんの人が下山中

 

↑山頂を仰ぐ

 

↑右手に見えている山、どこ山になる?

 

↑山頂を目指す人々の列

 

昨日と同様、歩幅を狭くしてゆっくりと登っていきます。

八合目、本八合目、八合五尺と登り詰めていくと、これまでも詰まりぎみだった登山道がいよいよ渋滞となります。

でも渋滞ペースは、私のペースとあまり変わらない、笑。

ノープロブレムで登り、7時半、日本一高い山、富士山山頂に立ちました。ワオー\(^o^)/。

 

↑山頂、久須志神社前より

 

久須志神社で記念にお守りを買いました。

山小屋はもう扇屋さんしか営業していませんでした。

のぞいてみると、500mlの飲み物は500円。お高いですねー(・・;)。

富士山の山小屋の荷揚げは、ヘリコプターでも歩荷さんでもなく、ブルドーザーで運ぶし、お客さんはわんさか登ってくるのだから、南北アルプス相場より低価格でもいいんじゃ……?

 

↑久須志神社前の山頂案内図

 

快晴ならお鉢巡りをしたり、大快晴なら宝永山に向かいたいところですが、あいにく真っ白けっけ。

静岡側に下ると帰路の交通費が高くなるという事情もあって、今回は大日岳どこものみ登りました。

大日岳は朝日岳とも称し、富士山山頂のピークの一つです。

ピークには登れるピークと登れないピークがあり、一番高いピークが剣ヶ峰で、富士山山頂3776mというのは剣ヶ峰の高さを指します。

 

↑大日岳より。えへん、何も見えないだろう!

 

山頂に着いてから大日岳での休憩を含め1時間くらいを過ごし、下山にかかります。

下山も須走ルートですが、富士山は登りの道と下りの道が同じでないルートがあり、須走ルートはコースの大半が登りとは別の道です。

登りと同じ道で下ってもいいみたいですが、須走ルートの下りは「砂走り」といって浜辺のような砂を軽快に下れる道ですから、もちろんそちらを選択します。実は楽しみだったのだ(o^^o)。

 

↑砂走り

 

私はいつもストックを2本持っていき、実際には1本で歩いていることが多いのですが(片方の手があいているほうが便利だから)、今回は下りでダブルストックにしました。

また、最近はアイテムから外しているスパッツ、さらにマスクを装着。

万全な態勢で、下り始めます。

サクサク歩けて、た、の、し、い〜〜!!

ふかふかの雪の山を下るのと似ていて、かかとから足をつけ、ググッとずり落ちつつ次の足を出すというようにして下りました。

 

↑砂走り

 

途中足を滑らせて尻もちをついたり、朝夕用にかぶっていたニット帽をいつのまにか落としていたり、下山用の道なのに逆流している中国の青年に道を訊かれたり、いろいろトラブルはありましたが、無事に砂払五合目に辿り着きました。

 

↑砂払五合目

 

少し休んで、樹林帯の道を下ろうとしたら、膝が笑っているぅ……(>_<)!

ガクガクする頼りない膝をなだめすかし、転ばないよう慎重に足を前に出していたら、しばらくして落ち着きました。

 

登ってきた道と合流したとき、道しるべを確認したら、きちんとこちらは「下山道」と示されていて、中国は漢字文化なのにどうして間違えてしまったのだろう?と疑問に思いました。

 

↑樹林帯

 

古御岳神社まで下りてきたところでパラパラと雨が降り出し、神社の屋根をお借りして折りたたみ傘を取り出し、最後の歩道を行きました。

セーフといえましょう、これぞあっぱれ自称晴れ女の威力なり。

登山届のポストのそばの係のかたに、逆流の外国人の報告をし、お茶屋さんの店内でバスを待ちます。

雨宿りに入りなさい、と親切に屋根を貸してくださったので席をお借りしましたが、申し訳ないのでコーヒーを注文しました。

時刻は12時。

上の山小屋とは違う温かい心遣いとコーヒーに、ほっとしました。

 

こちらでトイレもお借りし、12時20分のバスで帰路につきました。

富士宮口に下ることも想定にあったので、温泉セット(タオルと着替え)をザックに入れていましたが、使うことはありませんでした。

 

* * *

 

後日。

私の富士登山の印象は、高尾山を4〜5倍くらいした山、というもの。

登山技術は必要なく、体力があれば誰でも登れる山、あるいは体力がなくても2泊でも3泊でもして1日の距離を少なくすれば可能かと(コストはかかるが)。

高山のリスクはありますから、無責任なことは言えませんが、きちんと準備をすれば、難しい山ではない。

なーんだ、みたいな気持ちで無事に帰宅したのですけどね、翌日に凄まじい筋肉痛が待ち受けていた……!

夏休みの縦走でも筋肉痛にならないほど登山筋肉は出来ている私なのに(今年は現時点で29山行)、なんじゃい、このキョーレツな筋肉痛は!?

太ももの前側が痛く、特に階段の下りがツライのなんの(泣)!

砂走りに使う筋肉は、ふだん山で使う筋肉とはどうも違うようである。

出張先のデスクで、立ったり座ったりするたびに、アゥ〜、オゥ〜と妖しい呻きを発しつつ、過ごしておるのであります。(9/6UP)

| りこ&とこ | 21:00 | comments(4) | - |
富士山に登りました 1

コース:新松田駅=(富士急バス)⇒須走口五合目→本七合目・見晴館(泊)

 

私にとって富士山は、長いこと眺める山でした。

草木のない、荒涼とした砂礫の道をゾロゾロと列をなして登る、というのが私の富士登山のイメージで、登る山としての魅力がいまひとつ湧かなかったからです。

でも、そうじゃないらしい、けっこう面白いらしい、ということを山ムックの仕事を通して知り、じゃあここらでいっちょ登っておくかと思ったのが昨年。

富士山には、申年に登ると縁起がよいという言い伝えがあり、本日、五合目に立つことになったのであります。

 

↑須走口五合目は標高2000m

 

私の家からの登山口へのアクセスとしては、吉田口か須走口(すばしりぐち)が行きやすく、2択。

そのなかで便のよい吉田口より静かで、本六合目あたりまで樹木があるということで、須走口を選びました。

 

交通は、新松田駅から須走口五合目への直行バスを利用。

新松田駅が西丹沢エリアに行くときに何度も利用しているからか、今回はいつもの山旅のような楽な気持ちで向かいます。

切符を買うとき、片道で買おうとしたら、窓口のかたがフリー切符のほうが安いと教えてくれたので、そうしました。下山口が同じでなくてもいい切符です。

明日の天気予報が快晴!に変わればプリンスルートをからめた富士宮口下山がよいのですが、今のところはイマイチなので、その場合は須走口にしようと考えていたため柔軟に対応できる切符は助かります。

 

↑初めは舗装された階段

 

7時30分に出たバスは、予定の9時より10分くらい早く着きました。

まずはトイレに、と向かうと入り口にスタッフが立っていて、チップを払うよう見張っている?のでした。

見張ってなくても払うよ、200円とは高いなと思いましたけどね(多くの山の相場は100円)。

 

高度に身体を順応させる目的もあり、お茶屋さんの前のベンチをお借りして朝ごはんのおにぎりを食べていたら、椎茸茶を振る舞ってくれました。サービスがいい!

お茶屋さんが並ぶ道を抜けると、入山口で、富士山保全協力金を1000円払い、リーフレットとバッジを受け取ります。向かいにあるポストに登山届を入れ、登山開始。

須走口五合目の標高は2000m、予約してある山小屋は本七合目の見晴館で、3200m。

向かうバスの中では青空でしたが、五合目は雲が多く、薄曇りです。

 

↑古御岳神社

 

舗装された階段を上がっていくと、すぐに古御岳神社が現れます。

安全登山を祈願し、登山道へ。

ぐいぐい登ると高山病になりやすいし、途中でばててしまいそうなので、今日は歩幅を狭くしてゆっくりを意識します。

 

↑五合目付近の登山道

 

見慣れた植物の緑あふれる登山道は、なじんだ山域を歩いているように錯覚しますが、樹々は大きくしなっていますから、夏以外は重たい雪の下にあった道なのでしょう。

 

↑上から、フジアザミ、タナネトリカブト、ヤマホタルブクロ

 

ポタポタと落ちる汗をぬぐいながら登っていき、登山道に入ってから最初の山小屋・長田山荘さんに着きます。六合目です。

ベンチをお借りして一休み。

どれどれと売店の品書きを見ると、缶ビールは500円でした。

 

↑六合目付近

 

その次の山小屋が建つ本六合目までは樹木があり、この辺りから富士登山らしい、高山らしい景観に変わってきます。

頭上に青空が広がってきました。

 

↑雲の上に出たから晴れたのかな

 

六合目の次は普通は七合目なのですが、富士山には「本」かついたり「新」がついたりいろいろ。

須走コースの場合、本六合目の次は七合目、次は本七合目となります。

 

↑登山道の様子

 

↑七合目

 

七合目で凍らせてきた温州みかんジュースを飲んだら、美味しいこと!

元気が出て、着実に高度を上げていき、14時に山小屋に到着しました。

 

↑標高が上がるほどに植物がなくなっていく

 

↑お隣の下山コース、砂走り

 

小屋に入ると、若いスタッフさんがかわいい笑顔で迎えてくれ、こちらでお待ちください、という。

はい、と素直に待つも、そのまま10分くらい放置され、そのうちに団体さんが来たら、主人が応対して寝床に案内したりしている。

あのぉ、と話しかけると受付だけ済ませてくれたものの、待っていて、という。意味わかんない。

自分の時間(=命)が勿体ないので、いつまで待てばよいかと尋ねると、30分と言うから、外に出て缶ビール飲みながら景色を眺めます。

 

↑雲を眺める

 

結局、戻ってもまた待たされ、到着から1時間後に別館の寝床に案内されました。

まだ新しそうな布団がズラリと敷いてある一番端を指し、布団はダブルサイズで、私は1人なのでこちらです、と。

 

寝袋である……。

 

ええっ! 寝袋なの!?と驚く私に、他人と同じ布団になってしまうから、とまた理由を言う。

ヒドイ。すごくガッカリ。一人だけにそんな扱いするくらいなら、みんな寝袋にしたほうがマシと思う。

山小屋が好きになれない私としては、ますます嫌いになりました。

 

↑本日の寝床。幅約40cm(ヒドイ;;)

 

夕食は16時半ということなので、5分前まで外にいたら、呼ばれる。

行くと皆さんすでに座っていて、館内放送でもあったのかしら、と思いつつ、富士山の山小屋では定番らしいカレーライスをいただきました。

 

↑夕食(富士山の山小屋の夕食はカレーライスが多いらしい)

 

それにしても、富士山は山小屋付近で散歩するようなところもなく、曇ってしまうと景色もないし、することがない。

硬い寝床で書きもの、読みものをしたあと、早々に就寝しました。

身体が痛くて何度も姿勢を変えながら……T_T。

富士山の山小屋、キライ……。(9/6UP)

 

につづく

| りこ&とこ | 18:00 | comments(2) | - |
ドライブ登山で、石割山

コース:石割神社駐車場→石割神社→石割山(1414m)→平尾山→駐車場

 

父の形見分けの際の諸々の成り行きから私が引き取り、mちゃんに使ってもらっていた車を処分することになりました。

それで、三連休の間に最後のドライブをしましょということになり、石割山(いしわりやま)にしてもらいました。

mちゃんでも登れるであろう軽めの山なのに富士山が間近に迫り、温泉があるし、道々でのお買い物も楽しいかな?と。

 

↑山中湖

 

山中湖北畔を経由して石割神社駐車場に車を駐(と)めて、登山口から長〜い階段を登ります。

振り向くと、mちゃんがとっても恨めしそうな顔で見上げ、息を切らしております。

ちょっとムボーだったかしら、まあいいや! ムシして登ろ(^ν^)。

 

↑鳥居をくぐって登る

 

↑長い階段

 

階段を登りきるとあずまやがあり、そこで待つことにします。

たくさんのかたが登ってきては休み、立ち去っていきます。

嫌になって車に戻っちゃったのかしらと見に行こうかと思ったあたりでようやく階段から姿が見えました。

「し、心臓に負担がぁ……!」と迫真の演技でうめきながらあずまやのベンチに倒れこみ、喘いでおります。

冷ややかに見下ろしつつ、そりゃまあ、運動しないと心肺能力だってどんどん衰えますわ〜と憎まれ口をきく私なのであります。

 

↑あずまや

 

だってさ、車でないと行けない山、たくさんあるのにさ、田んぼ以外ほとんど乗せていってくれなくてさ、結局たった6万knしか使ってくれなくてさ(半分は父の距離だし)使うと言うから引き取ったのらにさ……ブツブツ……まあいいや、きょう連れてきてくれて、山に付き合ってくれてるんだから。

リクエストのお稲荷さんだって3時起きで作ったし、山頂で富士山見ながら食べましょう。

 

↑一部平坦

 

あずまやからしばらく平坦になり、「いい道だ〜V」と後ろでご機嫌になっていたmちゃんですが(いい道=平坦な道)、またすぐに勾配があり、静かになりました、シーン。

山なんだから、平坦なままで山頂に着くわけありません(;^_^A。

 

↑石割神社の御神体の大岩

 

御神体のある石割神社に着くと、皆さんお参りしたり、体内巡りをしたりしています。

私も一周して戻ってくると、周囲のかたから聞きかじったmちゃんが、3回周らないとダメだそうだよ、としたり顔で説明するではありませんか。

「えー、3回もいいよ。私は1回でいい」と言うとmちゃんがチャレンジ。

「途中の狭いところで引っかからないようにねー」と冷やかしたけど、ちゃんと通過できたようです。

じゃあ二人で3回にするか、と私ももう1周しておきました。

 

この先の道は段差が大きかったりして、少しキツイ。

石割山は軽いイメージでいましたが、歩きにくいところも何か所かありました。

 

↑山頂からの眺め。雲を中に浮かぶ富士山

 

山頂は広々として開放的。

これで富士山がバッチリだと嬉しいのですが、だいぶ雲に覆われていました。

日陰がほとんどないのがつらいところで、少し下って鉄塔のそばで昼食にしました。

今日のお稲荷さんの寿司飯には、馬路村のゆず寿司酢を使ったので、ほんのり柚子香です。

美味しい美味しいとパクパクときれいに平らげてくれました(o^^o)。

 

 

 

上からヤマオダマキ、オオバギボウシ、シモツケソウ

 

下山にかかりますが、かなり滑りやすい急坂で、慎重に。

花はシモツケソウがフンワリと咲いていたり、いろいろ。

 

↑コースの様子

 

分岐に来たところでmちゃんに待っていてもらい、平尾山を往復。

山頂はこちらも広く、雲がなければ素晴らしい展望と思いますが、今日は真っ白です。残念。

 

↑平尾山山頂。真っ白

 

分岐に戻ってmちゃんを回収し、あとはさくさくと下りました。

 

↑コースの様子

 

車に戻ると、朝は満車に近い状態だった駐車場は半分以上すいていました。みんな早いね。

今日の温泉はもちろん!石割の湯と決めていますが、その前にせっかくなので、花の都公園に寄り道してもらうことにしました。

ひまわり畑が花でいっぱいなんじゃないかと思ったのです。

ですが、それはあては外れ、しかし、ポピー畑ほかは見頃でしたし、西洋アジサイが見事でした。

巨峰ソフトでほてった身体をクールダウンもできました。

 

 

↑花の都にて

 

そのあと石割の湯へ。

ずいぶん混んでいて、慌ただしい気持ちでしたが、汗を流すとサッパリ。

早い夕食でほうとうを食べ、道の駅で買い物をしたりしながら最後のドライブを楽しみました。(8/18UP)

 

↑小作のかぼちゃほうとう

| りこ&とこ | 21:00 | comments(0) | - |
九鬼山から猿橋へ

コース:禾生駅→落合橋→愛宕神社→天狗岩→富士見平→九鬼山(969.9m)→富士見平→分岐→大ビラ山→遅沢山→高指(860m)→桐木差山→鈴ヶ音峠→朝日小沢上バス停=(富士急山梨バス)⇒猿橋駅


↑コース絵図


↑只今の気温「4℃」の表示

灰色の空が、山に向かうにつれて明るくなってきて、ハードな一週間の終わりに下がっていた気持ちが上向きに変わっていきます。
今日は、昔むかし……で始まる桃太郎伝説が残る山、九鬼山(くきやま)へ。
大月駅で富士急行に乗り換える頃には道志の山々が春の陽光に輝き、誘いますが、気温は低い。
寒がりなので歩き出すまでモコモコなのは常ですが、すぐに暑くなりそうなので、インナーダウンは脱いでザックにしまってから禾生(かせい)に降りました。
 
トイレを済ませ、139号を10分ほど行くと落合橋で、渡りきった先の右手に最初の九鬼山を指す道しるべが現れます。
古い導水橋もあります。


↑レンガ造りの導水橋

ほどなく杉山コースとの分岐で道しるべが現れ、愛宕神社コースへ。
すぐに愛宕神社で、安全登山を祈願してから登山道に入ります。
山の北側にあたり、少し暗いですが、ひとりで踏み入るのがためらわれるような雰囲気ではない。
しかし熊出没注意の立て札がありますので、鈴をさげてスタート。


↑杉山コースとの分岐点


↑登山道に入りました
 
汗をかくと身体が冷えるので、ゆっくり登っていきますが、それでも暑くなり上着を脱ぎます。
田野倉駅からの道とぶつかる前あたりから明るく雰囲気がよくなっていきます。
樹間から笠をのせふわりと羽衣をまとったような富士山が見えます。


↑明るくなってきました


↑田野倉駅方面からの合流点まで出ると、富士山が

「急坂」の立て札が出てきて、これがまた本当に急で(>_<)!
ふくらはぎがよく伸びますわ〜などと思いながら登っていき、尾根に出るとようやくゆるみます。


↑ここより「急坂」
 
「眺めよし 天狗岩」という道しるべにつられ、いったんコースを外れて行ってみますと、確かに見晴らしのよいところでした。


↑天狗岩の道しるべ


↑天狗岩からの眺望

再びコースに戻り、登り詰めると富士見平という場所。
富士山を確認したら、なだらかに登って九鬼山山頂へ(10:00)。
九鬼山は「秀麗富嶽十二景」の一ですが、富士山は見えません(!)。


↑九鬼山山頂より(春霞)


↑桜どら焼きでティータイム

昼食には早いので、いただきものの桜どら焼きとカフェオレでティータイムをとり、富士見平まで戻ります。
登ってきた道を右に見送って進むと分岐点。
ひとつは杉山林道を経て禾生駅へ下る道で、もう一つが鈴ヶ音峠方面へ向かう道。
道しるべには「鈴懸峠」となっていますが、国土地理院の地図、「山と高原地図」では「鈴ヶ音峠」となっています。
個人的に関心があり、もう少し調べたら、「甲斐国志」の記述に「朝日小沢ヨリ小沢村ニ越ユル峠ヲ鈴音ト云是亦其縁ナリ」と表記があるとのことで、「鈴懸」の表記の根拠が少々怪しいかな、と思う。
私は現地の標識の表記をもともとあまり信用していないのですが、地元の有志が立てた手書きの道しるべは「鈴ヶ音峠」としているから、お役所仕事?の道しるべよりこのあたりを知り抜いている有志を信用したい気持ちもあります。


↑分岐点の道しるべ(「鈴懸峠」とあるのはこの分岐だけかも)

さて、この分岐までは道しるべが二重三重についており、道もしっかりしていましたが、ここから先はマイナーコース。
道はついていますが、道しるべはほとんどありません。
九鬼山を発(た)つときに磁石も首にさげましたが、この先は山地図アプリの「YAMAP」で現在地をときどき確認しつつ歩きます。



↑コースの様子

大ビラ山、遅沢山には山名標識がなく、「YAMAP」で認識して登頂。
やや緊張ぎみなのでつい足が速くなりますが、まったく誰にも会いませんので、逆に転落などで怪我をして動けなくなったときのことがふと頭によぎり、急な下りや根っこの張り出しの多いところなどでは慎重になります。
高指まで来たところで、しっかりした標識が立っていることと、目的の峠まであと30分ほどという安堵感から、ここで昼食を摂ることにします。


↑高指にて

今日の昼食は、五目炊きこみご飯にウインナと辛子高菜漬けを入れたおかず入りおにぎり。
味噌汁を入れ、ゆで卵とともに。
食後はカフェオレで、少しのんびり。


↑五目炊きこみご飯のおにぎり

歩いていても休んでいても、本当にだーれも通りません。
今日は道と判別できるほどの道がついていたことにまずは感謝で、最近使いこなしている「YAMAP」さまさまといったところ。
道があるから遭難はしないでしょうが、マイナーコースで現在地を随時確認できるということは精神衛生上まことによろしいということをしみじみ実感しました。もともと極度の方向音痴ですし(・・;)。


↑鈴ヶ音峠へ向かう

ただし、スマホの電池消耗はおそろしく早い。
以前は予備バッテリーは下山してから山の記録をメールに入力するために使っていましたが、今は下山までもたないこともあり、途中からバッテリーにコードをつないだまま使っていたりします。今回も然りです。


↑鈴ヶ音峠手前

鈴ヶ音峠が近くなったころ、美しい雑木林の中の道をつづらに下り、ほどなくして峠の車道に出ました。
ここからさらに高畑山へとつなぐこともできますが、もう充分歩きましたし、今回は猿橋駅どこもに出ないとね(^_-)-☆。
この地に残る桃太郎伝説によりますと、百蔵山で生まれた桃太郎は、猿橋で猿を、犬目で犬を、鳥沢でキジをお供にしてこの九鬼山へ鬼退治に来たのだそうな、ということを最後に紹介しておきましょう。


↑朝日小沢へ向かう

鈴ヶ音峠からは車道で朝日小沢上バス停を目指します。
週末は一日に3本ほどしかないバスですが、狙ったとおりいい具合に13時43分のバスに乗れそうです。
乗れなければ猿橋駅まで歩き通すことも想定内での今回のコースどりでしたが、途中で出会った野良仕事中おじいさんと長話したり、バス停でお茶したり、通りがかりの猫に「ねえねえ何処行くの〜?」と話しかける余裕もあるほどでした。←誰もいないと私はちょっとアヤシイ人になります。

無事にバスは来て、私ひとりを乗せて猿橋駅へ運んでくれました。
禾生駅を歩きだしてから記録をスタートさせ、朝日小沢バス停で終了して保存した「YAMAP」の記録は、活動時間約5時間10分、活動距離約9.30km、高低差577m、累積標高は上り1023m、下り965mとなっていました。

残念ながらこのあたりに立ち寄れる温泉はなく、今日は汗で冷えた身体で家まで帰りました。(3/6UP、絵図のみ3/11追加)

| りこ&とこ | 21:00 | comments(2) | - |

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