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九鬼山から猿橋へ

コース:禾生駅→落合橋→愛宕神社→天狗岩→富士見平→九鬼山(969.9m)→富士見平→分岐→大ビラ山→遅沢山→高指(860m)→桐木差山→鈴ヶ音峠→朝日小沢上バス停=(富士急山梨バス)⇒猿橋駅


↑コース絵図


↑只今の気温「4℃」の表示

灰色の空が、山に向かうにつれて明るくなってきて、ハードな一週間の終わりに下がっていた気持ちが上向きに変わっていきます。
今日は、昔むかし……で始まる桃太郎伝説が残る山、九鬼山(くきやま)へ。
大月駅で富士急行に乗り換える頃には道志の山々が春の陽光に輝き、誘いますが、気温は低い。
寒がりなので歩き出すまでモコモコなのは常ですが、すぐに暑くなりそうなので、インナーダウンは脱いでザックにしまってから禾生(かせい)に降りました。
 
トイレを済ませ、139号を10分ほど行くと落合橋で、渡りきった先の右手に最初の九鬼山を指す道しるべが現れます。
古い導水橋もあります。


↑レンガ造りの導水橋

ほどなく杉山コースとの分岐で道しるべが現れ、愛宕神社コースへ。
すぐに愛宕神社で、安全登山を祈願してから登山道に入ります。
山の北側にあたり、少し暗いですが、ひとりで踏み入るのがためらわれるような雰囲気ではない。
しかし熊出没注意の立て札がありますので、鈴をさげてスタート。


↑杉山コースとの分岐点


↑登山道に入りました
 
汗をかくと身体が冷えるので、ゆっくり登っていきますが、それでも暑くなり上着を脱ぎます。
田野倉駅からの道とぶつかる前あたりから明るく雰囲気がよくなっていきます。
樹間から笠をのせふわりと羽衣をまとったような富士山が見えます。


↑明るくなってきました


↑田野倉駅方面からの合流点まで出ると、富士山が

「急坂」の立て札が出てきて、これがまた本当に急で(>_<)!
ふくらはぎがよく伸びますわ〜などと思いながら登っていき、尾根に出るとようやくゆるみます。


↑ここより「急坂」
 
「眺めよし 天狗岩」という道しるべにつられ、いったんコースを外れて行ってみますと、確かに見晴らしのよいところでした。


↑天狗岩の道しるべ


↑天狗岩からの眺望

再びコースに戻り、登り詰めると富士見平という場所。
富士山を確認したら、なだらかに登って九鬼山山頂へ(10:00)。
九鬼山は「秀麗富嶽十二景」の一ですが、富士山は見えません(!)。


↑九鬼山山頂より(春霞)


↑桜どら焼きでティータイム

昼食には早いので、いただきものの桜どら焼きとカフェオレでティータイムをとり、富士見平まで戻ります。
登ってきた道を右に見送って進むと分岐点。
ひとつは杉山林道を経て禾生駅へ下る道で、もう一つが鈴ヶ音峠方面へ向かう道。
道しるべには「鈴懸峠」となっていますが、国土地理院の地図、「山と高原地図」では「鈴ヶ音峠」となっています。
個人的に関心があり、もう少し調べたら、「甲斐国志」の記述に「朝日小沢ヨリ小沢村ニ越ユル峠ヲ鈴音ト云是亦其縁ナリ」と表記があるとのことで、「鈴懸」の表記の根拠が少々怪しいかな、と思う。
私は現地の標識の表記をもともとあまり信用していないのですが、地元の有志が立てた手書きの道しるべは「鈴ヶ音峠」としているから、お役所仕事?の道しるべよりこのあたりを知り抜いている有志を信用したい気持ちもあります。


↑分岐点の道しるべ(「鈴懸峠」とあるのはこの分岐だけかも)

さて、この分岐までは道しるべが二重三重についており、道もしっかりしていましたが、ここから先はマイナーコース。
道はついていますが、道しるべはほとんどありません。
九鬼山を発(た)つときに磁石も首にさげましたが、この先は山地図アプリの「YAMAP」で現在地をときどき確認しつつ歩きます。



↑コースの様子

大ビラ山、遅沢山には山名標識がなく、「YAMAP」で認識して登頂。
やや緊張ぎみなのでつい足が速くなりますが、まったく誰にも会いませんので、逆に転落などで怪我をして動けなくなったときのことがふと頭によぎり、急な下りや根っこの張り出しの多いところなどでは慎重になります。
高指まで来たところで、しっかりした標識が立っていることと、目的の峠まであと30分ほどという安堵感から、ここで昼食を摂ることにします。


↑高指にて

今日の昼食は、五目炊きこみご飯にウインナと辛子高菜漬けを入れたおかず入りおにぎり。
味噌汁を入れ、ゆで卵とともに。
食後はカフェオレで、少しのんびり。


↑五目炊きこみご飯のおにぎり

歩いていても休んでいても、本当にだーれも通りません。
今日は道と判別できるほどの道がついていたことにまずは感謝で、最近使いこなしている「YAMAP」さまさまといったところ。
道があるから遭難はしないでしょうが、マイナーコースで現在地を随時確認できるということは精神衛生上まことによろしいということをしみじみ実感しました。もともと極度の方向音痴ですし(・・;)。


↑鈴ヶ音峠へ向かう

ただし、スマホの電池消耗はおそろしく早い。
以前は予備バッテリーは下山してから山の記録をメールに入力するために使っていましたが、今は下山までもたないこともあり、途中からバッテリーにコードをつないだまま使っていたりします。今回も然りです。


↑鈴ヶ音峠手前

鈴ヶ音峠が近くなったころ、美しい雑木林の中の道をつづらに下り、ほどなくして峠の車道に出ました。
ここからさらに高畑山へとつなぐこともできますが、もう充分歩きましたし、今回は猿橋駅どこもに出ないとね(^_-)-☆。
この地に残る桃太郎伝説によりますと、百蔵山で生まれた桃太郎は、猿橋で猿を、犬目で犬を、鳥沢でキジをお供にしてこの九鬼山へ鬼退治に来たのだそうな、ということを最後に紹介しておきましょう。


↑朝日小沢へ向かう

鈴ヶ音峠からは車道で朝日小沢上バス停を目指します。
週末は一日に3本ほどしかないバスですが、狙ったとおりいい具合に13時43分のバスに乗れそうです。
乗れなければ猿橋駅まで歩き通すことも想定内での今回のコースどりでしたが、途中で出会った野良仕事中おじいさんと長話したり、バス停でお茶したり、通りがかりの猫に「ねえねえ何処行くの〜?」と話しかける余裕もあるほどでした。←誰もいないと私はちょっとアヤシイ人になります。

無事にバスは来て、私ひとりを乗せて猿橋駅へ運んでくれました。
禾生駅を歩きだしてから記録をスタートさせ、朝日小沢バス停で終了して保存した「YAMAP」の記録は、活動時間約5時間10分、活動距離約9.30km、高低差577m、累積標高は上り1023m、下り965mとなっていました。

残念ながらこのあたりに立ち寄れる温泉はなく、今日は汗で冷えた身体で家まで帰りました。(3/6UP、絵図のみ3/11追加)

| りこ&とこ | 21:00 | comments(2) | - |
Comment
こんにちは。
りこさんのブログは自分も山を歩いている気分にさせてくれるので大好きなんですよ〜。
桃太郎伝説だからオヤツはきびだんこかと思ったら、桜どら焼きだったんですね(笑)
五目炊き込みご飯もお腹にいっぱい入れて、静かな静かな九鬼山歩き。
いいな〜
私は1月からぜんぜん行けてません。
仕事やらなんだかんだと機会を作れなくて。
もっぱら妄想登山でガマンの日々です(笑)
Posted by: なのだ |at: 2016/03/12 9:59 AM
なのださん、こんにちは。
マイナーコースなのに、訪問してくださりありがとうございます。
何もなければみたらし団子でも買っていこうかしらなんて思っていましたよ(笑)。

そう、八重山で止まっていますよね。
更新を楽しみにしていますよ〜。
Posted by: りこ |at: 2016/03/12 5:47 PM








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