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富士山に登りました 1

コース:新松田駅=(富士急バス)⇒須走口五合目→本七合目・見晴館(泊)

 

私にとって富士山は、長いこと眺める山でした。

草木のない、荒涼とした砂礫の道をゾロゾロと列をなして登る、というのが私の富士登山のイメージで、登る山としての魅力がいまひとつ湧かなかったからです。

でも、そうじゃないらしい、けっこう面白いらしい、ということを山ムックの仕事を通して知り、じゃあここらでいっちょ登っておくかと思ったのが昨年。

富士山には、申年に登ると縁起がよいという言い伝えがあり、本日、五合目に立つことになったのであります。

 

↑須走口五合目は標高2000m

 

私の家からの登山口へのアクセスとしては、吉田口か須走口(すばしりぐち)が行きやすく、2択。

そのなかで便のよい吉田口より静かで、本六合目あたりまで樹木があるということで、須走口を選びました。

 

交通は、新松田駅から須走口五合目への直行バスを利用。

新松田駅が西丹沢エリアに行くときに何度も利用しているからか、今回はいつもの山旅のような楽な気持ちで向かいます。

切符を買うとき、片道で買おうとしたら、窓口のかたがフリー切符のほうが安いと教えてくれたので、そうしました。下山口が同じでなくてもいい切符です。

明日の天気予報が快晴!に変わればプリンスルートをからめた富士宮口下山がよいのですが、今のところはイマイチなので、その場合は須走口にしようと考えていたため柔軟に対応できる切符は助かります。

 

↑初めは舗装された階段

 

7時30分に出たバスは、予定の9時より10分くらい早く着きました。

まずはトイレに、と向かうと入り口にスタッフが立っていて、チップを払うよう見張っている?のでした。

見張ってなくても払うよ、200円とは高いなと思いましたけどね(多くの山の相場は100円)。

 

高度に身体を順応させる目的もあり、お茶屋さんの前のベンチをお借りして朝ごはんのおにぎりを食べていたら、椎茸茶を振る舞ってくれました。サービスがいい!

お茶屋さんが並ぶ道を抜けると、入山口で、富士山保全協力金を1000円払い、リーフレットとバッジを受け取ります。向かいにあるポストに登山届を入れ、登山開始。

須走口五合目の標高は2000m、予約してある山小屋は本七合目の見晴館で、3200m。

向かうバスの中では青空でしたが、五合目は雲が多く、薄曇りです。

 

↑古御岳神社

 

舗装された階段を上がっていくと、すぐに古御岳神社が現れます。

安全登山を祈願し、登山道へ。

ぐいぐい登ると高山病になりやすいし、途中でばててしまいそうなので、今日は歩幅を狭くしてゆっくりを意識します。

 

↑五合目付近の登山道

 

見慣れた植物の緑あふれる登山道は、なじんだ山域を歩いているように錯覚しますが、樹々は大きくしなっていますから、夏以外は重たい雪の下にあった道なのでしょう。

 

↑上から、フジアザミ、タナネトリカブト、ヤマホタルブクロ

 

ポタポタと落ちる汗をぬぐいながら登っていき、登山道に入ってから最初の山小屋・長田山荘さんに着きます。六合目です。

ベンチをお借りして一休み。

どれどれと売店の品書きを見ると、缶ビールは500円でした。

 

↑六合目付近

 

その次の山小屋が建つ本六合目までは樹木があり、この辺りから富士登山らしい、高山らしい景観に変わってきます。

頭上に青空が広がってきました。

 

↑雲の上に出たから晴れたのかな

 

六合目の次は普通は七合目なのですが、富士山には「本」かついたり「新」がついたりいろいろ。

須走コースの場合、本六合目の次は七合目、次は本七合目となります。

 

↑登山道の様子

 

↑七合目

 

七合目で凍らせてきた温州みかんジュースを飲んだら、美味しいこと!

元気が出て、着実に高度を上げていき、14時に山小屋に到着しました。

 

↑標高が上がるほどに植物がなくなっていく

 

↑お隣の下山コース、砂走り

 

小屋に入ると、若いスタッフさんがかわいい笑顔で迎えてくれ、こちらでお待ちください、という。

はい、と素直に待つも、そのまま10分くらい放置され、そのうちに団体さんが来たら、主人が応対して寝床に案内したりしている。

あのぉ、と話しかけると受付だけ済ませてくれたものの、待っていて、という。意味わかんない。

自分の時間(=命)が勿体ないので、いつまで待てばよいかと尋ねると、30分と言うから、外に出て缶ビール飲みながら景色を眺めます。

 

↑雲を眺める

 

結局、戻ってもまた待たされ、到着から1時間後に別館の寝床に案内されました。

まだ新しそうな布団がズラリと敷いてある一番端を指し、布団はダブルサイズで、私は1人なのでこちらです、と。

 

寝袋である……。

 

ええっ! 寝袋なの!?と驚く私に、他人と同じ布団になってしまうから、とまた理由を言う。

ヒドイ。すごくガッカリ。一人だけにそんな扱いするくらいなら、みんな寝袋にしたほうがマシと思う。

山小屋が好きになれない私としては、ますます嫌いになりました。

 

↑本日の寝床。幅約40cm(ヒドイ;;)

 

夕食は16時半ということなので、5分前まで外にいたら、呼ばれる。

行くと皆さんすでに座っていて、館内放送でもあったのかしら、と思いつつ、富士山の山小屋では定番らしいカレーライスをいただきました。

 

↑夕食(富士山の山小屋の夕食はカレーライスが多いらしい)

 

それにしても、富士山は山小屋付近で散歩するようなところもなく、曇ってしまうと景色もないし、することがない。

硬い寝床で書きもの、読みものをしたあと、早々に就寝しました。

身体が痛くて何度も姿勢を変えながら……T_T。

富士山の山小屋、キライ……。(9/6UP)

 

につづく

| りこ&とこ | 18:00 | comments(2) | - |
Comment
初めまして、シュラフの記事を見てから良く拝見するようになってます今回は富士登山お疲れ様でしたね、自分の時間(=命)という事に共感してしまいました、僕も山登りをするのですが今年はまだ登れていません雪が降る前に一度は行かなければと思いました。
Posted by: tomo |at: 2016/09/06 10:16 PM
tomoさん、はじめまして。

シュラフ記事ということは、テント泊登山をされるのでしょうか。
読んでくださり、ありがとうございます。

自分の命の時間も、人の命の時間も大切に扱いたいですね。ぞんざいに扱われると、私はすごく嫌な気持ちになります。

これから紅葉の季節です。
安全に山を楽しんでください(o^^o)。
Posted by: りこ |at: 2016/09/07 6:38 AM








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