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富士山に登りました 2

コース:見晴館→富士山山頂→砂払五合目→須走口五合目=(バス)⇒新松田駅

(1のつづき)

 

富士山を登るスタイルの一つに、夜のうちに登頂し、山頂で御来光を迎えるというのがありますが、私はヘッドライトなしで歩ける明るさになるまでは出発しません。

安全面もありますが、太陽が出ている時間帯が人の活動時間、というのが自然の摂理にかなっていると思うからです。

 

↑夜明け前の雲海(カメラが勝手に明るくしてしまうが、もっと暗かった)

 

4時前に硬くて痛い寝床(←しつこく)を抜け出し、別館の玄関でカフェオレと「ランチパック」で静かに朝食にしました。

お湯は昨日の朝に家で詰めたもので、熱が逃げないよう保温できるステンレス水筒にさらに保温カバーをして持ってきたもの。

さすがに熱々ではありませんが、まだ温かでした。

 

外に出ると、満天の星で、オリオン座が真上にくっきり。

山頂を仰ぐと、登山者のヘッドライトが小川のようです。

 

↑御来光。実際の色調とぜっんぜん違うが

 

5時に本七合目・見晴館を出発。

歩いているうちに御来光を迎えます。

 

↑山頂まで100分とある道しるべ

 

↑雲の上の世界

 

↑隣の砂走りではもうたくさんの人が下山中

 

↑山頂を仰ぐ

 

↑右手に見えている山、どこ山になる?

 

↑山頂を目指す人々の列

 

昨日と同様、歩幅を狭くしてゆっくりと登っていきます。

八合目、本八合目、八合五尺と登り詰めていくと、これまでも詰まりぎみだった登山道がいよいよ渋滞となります。

でも渋滞ペースは、私のペースとあまり変わらない、笑。

ノープロブレムで登り、7時半、日本一高い山、富士山山頂に立ちました。ワオー\(^o^)/。

 

↑山頂、久須志神社前より

 

久須志神社で記念にお守りを買いました。

山小屋はもう扇屋さんしか営業していませんでした。

のぞいてみると、500mlの飲み物は500円。お高いですねー(・・;)。

富士山の山小屋の荷揚げは、ヘリコプターでも歩荷さんでもなく、ブルドーザーで運ぶし、お客さんはわんさか登ってくるのだから、南北アルプス相場より低価格でもいいんじゃ……?

 

↑久須志神社前の山頂案内図

 

快晴ならお鉢巡りをしたり、大快晴なら宝永山に向かいたいところですが、あいにく真っ白けっけ。

静岡側に下ると帰路の交通費が高くなるという事情もあって、今回は大日岳どこものみ登りました。

大日岳は朝日岳とも称し、富士山山頂のピークの一つです。

ピークには登れるピークと登れないピークがあり、一番高いピークが剣ヶ峰で、富士山山頂3776mというのは剣ヶ峰の高さを指します。

 

↑大日岳より。えへん、何も見えないだろう!

 

山頂に着いてから大日岳での休憩を含め1時間くらいを過ごし、下山にかかります。

下山も須走ルートですが、富士山は登りの道と下りの道が同じでないルートがあり、須走ルートはコースの大半が登りとは別の道です。

登りと同じ道で下ってもいいみたいですが、須走ルートの下りは「砂走り」といって浜辺のような砂を軽快に下れる道ですから、もちろんそちらを選択します。実は楽しみだったのだ(o^^o)。

 

↑砂走り

 

私はいつもストックを2本持っていき、実際には1本で歩いていることが多いのですが(片方の手があいているほうが便利だから)、今回は下りでダブルストックにしました。

また、最近はアイテムから外しているスパッツ、さらにマスクを装着。

万全な態勢で、下り始めます。

サクサク歩けて、た、の、し、い〜〜!!

ふかふかの雪の山を下るのと似ていて、かかとから足をつけ、ググッとずり落ちつつ次の足を出すというようにして下りました。

 

↑砂走り

 

途中足を滑らせて尻もちをついたり、朝夕用にかぶっていたニット帽をいつのまにか落としていたり、下山用の道なのに逆流している中国の青年に道を訊かれたり、いろいろトラブルはありましたが、無事に砂払五合目に辿り着きました。

 

↑砂払五合目

 

少し休んで、樹林帯の道を下ろうとしたら、膝が笑っているぅ……(>_<)!

ガクガクする頼りない膝をなだめすかし、転ばないよう慎重に足を前に出していたら、しばらくして落ち着きました。

 

登ってきた道と合流したとき、道しるべを確認したら、きちんとこちらは「下山道」と示されていて、中国は漢字文化なのにどうして間違えてしまったのだろう?と疑問に思いました。

 

↑樹林帯

 

古御岳神社まで下りてきたところでパラパラと雨が降り出し、神社の屋根をお借りして折りたたみ傘を取り出し、最後の歩道を行きました。

セーフといえましょう、これぞあっぱれ自称晴れ女の威力なり。

登山届のポストのそばの係のかたに、逆流の外国人の報告をし、お茶屋さんの店内でバスを待ちます。

雨宿りに入りなさい、と親切に屋根を貸してくださったので席をお借りしましたが、申し訳ないのでコーヒーを注文しました。

時刻は12時。

上の山小屋とは違う温かい心遣いとコーヒーに、ほっとしました。

 

こちらでトイレもお借りし、12時20分のバスで帰路につきました。

富士宮口に下ることも想定にあったので、温泉セット(タオルと着替え)をザックに入れていましたが、使うことはありませんでした。

 

* * *

 

後日。

私の富士登山の印象は、高尾山を4〜5倍くらいした山、というもの。

登山技術は必要なく、体力があれば誰でも登れる山、あるいは体力がなくても2泊でも3泊でもして1日の距離を少なくすれば可能かと(コストはかかるが)。

高山のリスクはありますから、無責任なことは言えませんが、きちんと準備をすれば、難しい山ではない。

なーんだ、みたいな気持ちで無事に帰宅したのですけどね、翌日に凄まじい筋肉痛が待ち受けていた……!

夏休みの縦走でも筋肉痛にならないほど登山筋肉は出来ている私なのに(今年は現時点で29山行)、なんじゃい、このキョーレツな筋肉痛は!?

太ももの前側が痛く、特に階段の下りがツライのなんの(泣)!

砂走りに使う筋肉は、ふだん山で使う筋肉とはどうも違うようである。

出張先のデスクで、立ったり座ったりするたびに、アゥ〜、オゥ〜と妖しい呻きを発しつつ、過ごしておるのであります。(9/6UP)

| りこ&とこ | 21:00 | comments(4) | - |
Comment
あっぱれ〜晴れ女!(笑)
これで三大霊山すべてに足跡を残しましたね。
おめでとうございます!

レポ、とても興味深く、そして楽しく読ませてもらいましたよ。
やはり山小屋はウワサどおり(笑)なのですね〜

ところで、おとといの土曜、実は私も富士山へ行ったんです。日帰りで、富士宮口ルートの八合目まで登りました。
そして来年は山頂へと考えています。
日帰りでね。
山小屋に泊まりたくないので(笑)
Posted by: なのだ |at: 2016/09/12 8:54 PM
はい、三大霊山、登りました(o^^o)。
なんと、なのださんも!
そして、次はいわゆる弾丸登山と!
富士山は難しい山ではないですが、高山病には気をつけてくださいね。

富士山の山小屋、評判悪かったんですね!
山の友達も、皆さん、昔から悪名高いし何をいまさら、、、という答えが多かったです。
Posted by: りこ |at: 2016/09/13 7:40 AM
富士山に登られたんですね!
お天気が悪くなくて良かったですね。
りこさんのレポ見て、私も登った時の感動が沸々とわいてきました(^.^)
富士山の山小屋はあり得ないと私も絶句しましたよ。星がとてもきれいで近かった事、雲海のすばらしさ、周りの山々が下に見え、ホントに富士は日本一の山だと感動したことなどなど・・・。
いろんな驚きが凝縮された山ですよね!
Posted by: komako |at: 2016/09/19 8:59 AM
おはようございます!
はい、登りましたよ(o^^o)。
komakoさんも以前、須走ルートでレポしてくれていましたよね、へえ、と興味深く読んだことが記憶に残っています。

いろいろ特殊な山で、他の山を登るのとは、一線を画しますね。
山小屋には参りましたが、また登りたいです。
なので、改善してほしいですねー、いろいろ。

今回は真っ白で見えませんでしたが、次は山頂のお鉢部分を見てみたいです。
Posted by: りこ |at: 2016/09/20 7:36 AM








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