コース:上野原駅→鶴島御前山(484.2m)→ムクノキ→上野原駅
↑コース絵図
もこもこに着込んで、日曜朝のゆるい時間に家を出、鶴島御前山(つるしまごぜんやま)へ。
鶴島御前山は、上野原駅からひと登りの山で、地図上では「御前山」としか出ていませんが、御前山というのは周辺にもいくつかあるため、そのように呼んで区別しているようです。
前々から気になる高柄山とセットで登りたかったのですが、そうすると天気がよく富士山が見える日に、とか秋山温泉に下山できる土曜日に(日曜は休業)、とか体調のよいときに、とか条件を増やしてしまうから、うまくいかない。
なので、午前中しか天気がもたない日曜日、欲張らないで御前山だけで行くことにします。
ハードルを下げたので、mちゃんにもお供してもらいます。
↑鶴島御前山
上野原駅を8時40分にスタートし、桂川を渡り、島田小学校、薬師堂を過ぎて墓地のそばが登り口となります。
目の前の急勾配を前にして、ちょっと休憩してから登ることにします。
↑登り口
最初から急登で、ふくらはぎがつりそう(>_<)。
途中から次々にトラロープが現れ、山頂付近までずっとついていて、助かりました。岩が多く、また小石も多いため、滑りやすいのです。
下りにとると難儀しそうです。
↑登山道は山頂直下まで急登
↑勾配がゆるんだらもう少し
登山口から50分くらいで、登頂。
上野原市街がよく見え、生藤山周辺の山並み、権現山周辺が見えています。
御前山山頂にはむかし甲州武田軍の狼煙台があったそうなので、1月に登った鷹取山の狼煙台とつながっていたのかもかもしれませんね。
今日は昼過ぎには下山予定なので、小さめのお弁当で昼食に。
↑山頂
↑本日のお弁当
↑山頂からの眺め
30分ほどで下山にかかります。
高柄山方面にいったん下ってから上野原駅に下るのですが、一度道を間違えました。
左側についた急な滑りやすい道がそうだろうとは思ったのですが、展望がよい場所があり写真を撮るために進むとロープのある下りが現れ、あれこっちだったの〜と下りました。
が、少し下ったあと山地図アプリで確認すると道を外れてきたため、やはり先ほどの道であったか〜と戻りました。失敗しっぱい。
↑分岐より先の展望ポイント
戻った地点からの下りはザラザラした滑りやすい砂の斜面で、木の枝をつかんだり、腰を落として慎重に下ります。
勾配がゆるみ、道が合ってるかしらと心配になる頃、道しるべが現れ、高柄山と上野原との分岐に至りました。
↑分岐点
↑分岐からの下り
道を分けると、針葉樹林の九十九折りで、歩きやすい。
高柄山から下ってくるかたはこちらのほうが道がよいと思います。
ほっとしてサクサク下っていくと、再び急坂で、ロープ箇所も出てきます。
周回で3時間もないコースですが、神経をつかうコースかなという印象でした。
沢にぶつかるところまで下ると広いゆるやかな道に出ました。
少し前よりポツポツと雨が降り出していて、傘がさせるところまで本降りにならなかったのが助かりました。
↑下山コースの様子
下山口も墓地で、鶴鉱泉を見送ったあとしばらくで、県指定天然記念物のムクノキの巨樹がありました。
樹齢約700年という樹は、まるで大きな口を開けたような佇まい。
ムクノキという名前は、ムクドリが実を好んで食べることからついた名前なのですって。
↑ムクノキ(回転方法を教えてください;)
上野原駅に着いて山地図アプリを確認すると、約6kmほどとなっており、累積標高は登りも下りも500mほどでした。
里では梅がほころび、春も遠くないのだけれど、山は今がいちばん寒さが厳しい時季で、もうしばらくはゆる登山でいくとしましょうか。(2/8UP)
* * *
余談その1
八王子に寄り道をしたのですが、その際「はなまるうどん」といううどん屋さんの前を通り、メニューに「かけ130円」とあり、本当に!ビックリしました。
つい2、3日前に読み終えた『魂の退社』という本に、香川県民は貯蓄率が日本一で、県民の貨幣価値に「コレだったら、うどん◯杯分」というのがあって、あまりお金を使わないのだ云々とあったのです。
というのも、香川県では美味しいうどんが一杯100円ほどから食べられるので……とあり、この話はすでにかなり古いのではと思ったのです。でもどうやら本当なのですね!!(はなまるうどんの第一号店は香川県)
「試しに食べてみる?」とmちゃんが言うから、買い方のシステムを教えてもらってぶっかけ(小)を注文しました。
⇒すっごく美味しい。麺がシコシコでちゃんとしてる。すごい。
今の東京に、これほどのコスパのよい食事があるでしょうか!?
こんな美味しくて安いうどん屋さん、皆さん、知ってた!?
(いや名前くらいは知っていましたけどね)
↑「おろししょうゆ・小・温かい」と注文。200円也
ちなみに、『魂の…』は、妖しいスピリチュアル本ではありません。
元朝日新聞記者(アフロ)が書いたものです。
* * *
余談その2
ザックにつけている雷鳥がなんだか寒そうで気の毒なので(冬毛に変わらないし)、マフラーを編んでみました。
編み物なんて、二十数年ぶりとか三十年ぶりとか、そんなです、笑。
もう何も覚えてないから図書館で本を借りて、鎖編みして細編みを2段編んだだけ。
でも若いときにしたことは手のほうが覚えていて、案外にすいすいとできちゃった。
といっても、今の私には雷鳥サイズが精一杯ですけれど。
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