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黒川鶏冠山

コース:塩山駅=(山梨交通バス)⇒柳沢峠バス停→六本木峠→横手山峠→見晴台→三角点(1710.0m)→黒川鶏冠山→分岐→落合バス停

 

↑コース絵図

 

季節運行のバスを利用し、黒川鶏冠山(くろかわけいかんざん)とりへ。

鶏冠山という名前の山は全国にたくさんあるため、黒川をつけている例にならい、ここでもそうします。

「山梨百名山」に選定されている山です。

 

↑柳沢峠にある鳥獣供養塔

 

塩山(えんざん)に降り立つと、駅前のバス停には大勢のハイカーがズラーリと並んでいます。

長蛇の列をつくっているのは、西沢渓谷行きで、バスは2台やってきました。

私の並んだ列も長く、大菩薩や柳沢峠を経て落合まで行くバスで、こちらは1台。

このバスは近年運行されるようになったバスで、私の山と高原地図「大菩薩嶺(2009年版)」には記載がなく、自分で書き足していました。

山にアプローチしやすくなるバスが増えるのは、ありがたい。

もう30分ほど早い設定だとなおよしです。

 

↑柳沢峠の登山口

 

8時半に塩山駅を出たバスは柳沢峠に9時20分に着。

大きな駐車場、水洗トイレがある峠で、黒川鶏冠山だけでなく、ブナの散歩コースの比較的新しい標識もあり、よく整備されています。

この辺りは東京都の水源林なのです。

夏の暑い時季に「ブナのみち」を散策するのもよさそう。

 

↑歩きよい登山道

 

↑「ブナのみち」の案内図

 

マイナーで少し荒れているくらいを想像したのですが、歩きやすい道が続きます。

また、バスで標高を上げてもらっていますから、たくさん登らなくてよいのも助かります。

 

 

↑ゆるい登りが続く

 

↑ハシリドコロ/走野老(ナス科)

 

標高が高いからか、このあたりでは花はハシリドコロくらいしか見かけません。

ハシリドコロは毒草として有名で、食べると走り回って苦しむところからついた名というのはよく知られていることですが、トコロというのはヤマイモ科の根茎に由来するのだそう。

そして、トコロ(野老)というのは、根の曲がっている様子を野の老人に見立てた名前だそうで、深い名前の植物ですね。

 

↑苔蒸した岩の多いところも

 

↑林道に出る

 

↑ゆるやかな下り

 

↑見晴台分岐。三角点はすぐそば

 

雲が増える前に、とまずは三角点のある場所の先にある見晴台へ。

 

↑見晴台へ続く道

 

大菩薩嶺と富士山が近く、その右側には南アルプスの白い峰々が連なります。大菩薩嶺と反対側は甲武信岳から雲取山辺りの尾根ですが、よくわからないσ(^_^;)。ダメねえ。

 

↑大菩薩嶺と富士山

 

↑南アルプス

 

↑甲武信方面

 

見晴台から三角点のある場所まで戻り、こちらで昼食に。

展望はないけれど、座りいい倒木ベンチがありましたので。

ちなみに、三角点のある場所を黒川山、鶏冠神社の小さな祠がある場所を鶏冠山と見ているかたもいるみたいですが、標識は「鶏冠山(黒川山)」で、黒川山は鶏冠山の別名という認識でよいかと思う。

山名事典もそのような説明になっています。

 

↑三角点

 

帰りのバスが15時台1本なので、コースタイム的には余裕でも、気持ちがせわしない。

昼食が済んだら早々に鶏冠山へ向かいます。

すぐに山頂が見えますが、トサカには見えませんね?

名前の由来は、丹波方面から見たときに、山頂の露岩がトサカに見えるからとのことです。

 

↑三角点北側の尾根から見える鶏冠山

 

落合との分岐から見えている岩がちなピークが山頂かと思って登っていきましたが、山頂標識が何もなく、リボンマークを追ってさらに奥へ行くと、もう一つピークがあって、そちらが山頂でした。

 

↑岩場注意の札

 

↑岩場

 

道しるべに「鶏冠神社」とあったから、祠があるだろうと予測していたのと、山地図アプリで確認したときに山頂より少しズレていたから、先まで確認し、山頂を踏めました。

それらのヒントがなかったら、最初のピークで山頂標識がない山頂ね!と勘違いして終わっていたかもしれない(^^;)。

 

↑黒川鶏冠山山頂(鶏冠神社)

 

黒川鶏冠山の山頂には、黄金の鏡が安置されていたと伝わる鶏冠神社(黒川権現)の小祠があります。

展望は、視界は大菩薩と富士山側、その東側の山々までですが、高度感があり爽快。

しっかり目に焼きつけて、下山にかかります。

 

↑大菩薩嶺と富士山

 

↑東南方向

 

時間にかなり余裕ができたので、ノンビリ下ります。

ふかふかの苔のベッドには、バイカオウレンや、花びらが2mmもないような小さな白い花、ネコノメソウなどが咲いています。

 

↑落合に向けて下る

 

↑何かな、花びらが2mmくらいしかない小さな花

↑バイカオウレン/梅花黄蓮(キンポウゲ科)

↑ネコノメソウ/猫の目草(ユキノシタ科)

 

あまり早く下りてもバスの待ち時間が無駄なので、座りいい岩を見つけたところで休憩にします。

が、座っていると虫がうるさく寄ってくるため、あまり長居はできませんでしたが。

 

↑登山道の様子

 

大きな谷を回り込むようにしながら下っていきますが、ずっと見えている山を見晴台から見て形を認識していた雲取山と思っていたけど、近すぎるかな? 違うかもしれない。

 

↑明るい道になってきた

 

↑エイザンスミレ/叡山菫(スミレ科)

↑イワボタンかな、ヨゴレネコノメソウとは違うような

 

柳沢峠から山頂にかけて、あるいはその付近の樹々は芽吹きには早かったですが、下るほどに新緑の中に入っていきます。

山の春は、いま標識1000mくらいまで登ってきた感じかな。

今日はお守りに軽アイゼンをザックの底に入れておきましたが、近郊登山ではもう入れることはなさそう。

 

↑だいぶ下りてきた

 

山に里のかたの手が入っている気配が下るほどに増し、下山口に着きました。

柳沢川を渡ればすぐバス停かと思えばそうでもなく、丹波山村側にだいぶ下り、酒屋さん兼旅館の横にバス停がありました。

 

↑「巣箱は小鳥のマイホームです」との書き方がかわいい

 

↑橋の向こうが411号線

 

時間が早いから、バス停向かいの水源管理事務所の裏にある、「水道水源林100年の森」を少し散策し、あとは日陰で読書をして過ごし、バスに乗って帰路につきました。(5/13UP)

| りこ&とこ | 21:00 | comments(3) | - |
Comment
こんばんは。
清八山・本社ヶ丸・鶴ヶ鳥屋山にコメントを入れようと再訪したら、次がアップされていてビックリ!
まずは、清八山・本社ヶ丸・鶴ヶ鳥屋山までって、すご〜く長いと思うんだけど、リコさん、すごいわぁ。
黒川鶏冠山には一度だけいったことあります。
水源の山だけに木々の雰囲気がとっても良かったのを覚えています。
花びらが2mmしかない花はヒメイチゲみたいだけど、なんでしょうか?
わかったら、教えてくださいね。
次はどこの鳥のお山かな?
楽しみにしてます(^O^)/
Posted by: komako |at: 2017/05/13 11:21 PM
こんばんは。
いつもありがとうございます、komakoさん。

清八〜鶴鳥屋は距離はあるけれど、バスのおかげで稜線までが長くなかったから、体力的にはそうでもないと思います。
今年は長〜いコースが1つあって、体力づくりのためもあります。

水源の山というのが、キーワードなのね? あまり意識していなかったです。私の好きな雰囲気の山って、そういえば、たいてい水源の山かもしれない。

なるほど!と思ってヒメイチゲでもう一度見てみたのですが、私の図鑑では、花が「直径1cmほど」とあり、そんなにはなかったと思うんです。
持っているカメラに顕微鏡モードがあるので大接近しているのですが、もう本当にごく小さな花でした。
葉っぱは似ていますね。個体差かもしれません。
山母さんにも聞いてみます。
わかったらお知らせしますね。
Posted by: りこ |at: 2017/05/15 9:27 PM
山母さんからすぐに回答があり、komakoさんと同意見で、ヒメイチゲみたいとのことでした。
ありがとうございます。
Posted by: りこ |at: 2017/05/15 9:44 PM








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