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酉谷山へ…!! ~長沢背稜縦走~

コース

1日目:奥多摩駅=(西東京バス)⇒鴨沢バス停→堂所→ブナ坂→奥多摩小屋→小雲取山(1937m)→雲取山荘(泊)

2日目:雲取山荘→大ダワ→芋ノ木ドッケ→桂谷ノ頭→長沢山(1738m)→水松山→滝谷ノ峰→行福ノタオ→酉谷山(1718.3m)→酉谷峠→日向谷ノ頭→坊主山→七跳山→大栗山→三ツドッケ→滝入ノ峰→東日原バス停=(西東京バス)⇒奥多摩駅

 

↑コース絵図

 

酉谷山(とりだにやま)とりを目指すため、今年最も長い行程になるであろう長沢背稜を縦走しました。

長沢背稜は、東京都と埼玉県を分ける県境尾根で、芋ノ木ドッケから三ツドッケあたりを指します。

いろいろ作戦を考えた末、1日目に雲取山荘まで行き、2日目に早朝スタートで東日原(ひがしにっぱら)へ下ることにしました。

 

↑鴨沢バス停から30分ほど登った先にある登山口には、雲取山が今年の西暦と同じ2017mの山ということで記念看板が立っている

 

奥多摩駅を出る8時半のバスは4台(丹波行きが早め発車、中2台は鴨沢西行き、最後に丹波行きがもう1台)出て、たくさんの登山者を送り出します。たいへんなにぎわい。

鴨沢でもトイレに長蛇の列ができていて、並ばずにスタートします。

何度も歩いているコースで不安はありません。

登山口には、雲取山の標高が今年の西暦と同じということで、新しい標識ができていました。

 

↑新緑と山ツツジ

 

↑グリーンシャワー

 

新緑の中を登り、堂所(どうどこ)で立川で買った菜っ葉包みのおにぎりを一つ頬張り、七ッ石山を巻いてブナ坂へ。

ブナ坂から奥多摩小屋小雲取山の登りが寝不足の身にキツイこと。

 

↑七ツ石山の巻き道

 

↑奥多摩小屋手前

 

体調が整えられなかったのと、あいにくの霧模様で、2017mの雲取山は巻いて雲取山荘へ直行します。

動物に出くわしそうな人のいない静かな巻き道を行き、雲取山荘に16時に到着。

 

↑雲取山巻き道は笹の道

 

受付をすませ、記念バッジをもらいます。

食事は夕食と明日の昼食の弁当を頼みました。

食事は3回戦の2回目。部屋は10人部屋に10人。細長い布団に1人1枚だからありがたい。

トイレの個室が男女2室ずつなので、毎回順番待ちなのが難でした。

早々に就寝し、明日に備えます。

 

↑雲取山荘の夕食

 

寝つけないままようやく眠くなった頃、3時半に電灯がパチリとついて、部屋の皆さんが起き出したので、私だけ寝ているわけにいかず、起床します。早すぎない(ー ー;)?

でも本当は早立ちしたほうがよい長い行程なので、あくびを何度もしながら活動を開始します。

身仕度を整え、弁当を引き換え、玄関に用意されたジャーから湯をもらい、外のベンチで朝食を済ませ、5時に出発しました。

 

↑雲取山荘のテント場の横を過ぎる

 

↑朝もやの中、大ダワへ向かう

 

朝靄が漂う中、テント場を過ぎ、大ダワまで男坂で下り、さらに下って三峰への道と分かれ、いよいよ初めての長沢背稜へ。

芋ノ木ドッケまでの登りで息切れがし、これからの長い道を思うと体調に不安を感じますが、晴れ予報、日の長い季節、シャクナゲのベスト週末と条件は満ちている!ことに押され、足を前に出していきます。

 

↑植物が朝露に濡れて生き生きと

 

↑三峰方面と長沢背稜の分岐点

 

↑芋ノ木ドッケへの急登

 

芋ノ木ドッケまでの登りが済めば、あとは楽になっていき、段々に調子を取り戻してきました。

 

↑長沢背稜の様子

 

柱谷ノ頭の手前より、アズマシャクナゲが咲いていて、写真を撮りながら歩き進みます。

アズマシャクナゲの咲く尾根は岩がちで歩きにくいですが、花に心を奪われているうちに過ぎました。

標高1700m前後の山の深部にある、桃色の大きな花の園は、長いながい道を歩いてきた者だけが見ることのできるご褒美。

 

↑アスマシャクナゲがポツポツと現れはじめる

 

↑アズマシャクナゲ/東石楠花(ツツジ科)

 

長沢山でひと休みし、水松山(あららぎやま)を過ぎると天祖山への下りと道を分けます。

この分岐を過ぎると、日原方面へのエスケープルートはありませんが、今回の目的は酉谷山ですから下りません。

滝谷ノ峰の手前のヘリポートを過ぎ、不思議にどんどん脚が速く出ます。

 

↑シャクナゲエリアは岩っぽい

 

↑深山情緒たっぷり

 

↑ワチガイソウ/輪違い草(ナデシコ科)

 

↑天祖山分岐

 

↑歩きよい尾根道

 

↑滝谷ノ峰ヘリポート

 

↑ゼンマイにょきにょき

 

↑緑のふところ道

 

酉谷山への登りが再びキツく感じられましたが、ゆっくりと登りつめ、10時半、登頂。

展望はなく、あまり楽しい山頂ではないので、少しだけ休憩したあと下ります。

 

↑酉谷山山頂、三角点あり

 

小川谷林道へ下る道との分岐点の下方に、酉谷山避難小屋の屋根が見えていて、どんな小屋か見たかったけれど、また登るのがキツそうなので寄らずに一杯水方向への道を行きます。

 

↑酉谷避難小屋

 

道はなだらかな下りまたは水平道で歩きよく、獣のように、泳ぐように、脚がスイスイと前に出て、かなりハイペース。

登りになるとただちに息が上がる今日の体調なのに、歩きやすくなると不思議に脚が速くなります。

岩壁沿いにつけられた木橋に腰が引けてソロリソロリと渡ったところを除いて。

脚が勝手に速いので、おやつで栄養補給しながら、一気に一杯水まで進みます。

 

↑腰が引けた木橋

 

↑大好きなシロヤシオに出逢う

 

↑歩きよい水平尾根

 

一杯水避難小屋に13時に着き、避難小屋の中で遅い昼食に。

お弁当は平べったいプラスチック容器に詰められていたからザックに収まりがよかったですが、昆布の佃煮の汁が染み出していて、ザックの中が少し汚れました。用心してポリ袋に入れたらよかった。

 

↑一杯水避難小屋

 

↑雲取山荘のお弁当

 

シャリバテしないよう1時間おきくらいに何かしら食べていたので、食べきれずご飯は残しました。

13時半に避難小屋を出て、ヨコスズ尾根を下ります。

しばらくはゆるい下りなので、やはりハイペースで。

 

↑ヨコスズ尾根も標高が高いところはよい雰囲気

 

植林地帯に入ってくると傾斜がややきつくなってきて、速足だと足元が滑って危険なのでペースをゆるめました。

ようやく民家が見えてきてもう少しで下山となったところで、道にはゴロゴロした石が多くなり、長いながい下りで疲労している足につらい。

苛立ちながら下り、15時、無事に車道に出ました。

 

↑落ち葉のたまり道

 

↑最後は植林地帯

 

15時台にバスはないのはわかっていましたが、スマホのバッテリーが切れそうなのもあって、山中での時間調整を考えませんでした。

バス停の清潔なトイレで顔を洗ったり着替えをしたりして、サッパリ。

16時17分発、奥多摩駅行きのバスで帰路につきました。

 

山地図アプリによると、1日目の累計標高差は登り約1700m、下り約400m、歩行距離は約13km。

2日目のは累計標高差が登り約1200m、下り約2400m、歩行距離は約21kmでした。

翌日は身体が重ダルく、翌々日も脚がパンパンでやはりダルく、なかなか疲労物質が身体から抜けてくれませんが、いつか!!と思っていた長い尾根を歩ききった充足感は大きく、また自信になりました。

酉谷山登頂と長沢背稜を歩き通す!!ということに目的を絞っていたので、今回はアズマシャクナゲ以外の植物観察には時間をとらずにひたすら歩き、文は少なめ、画像メインで2日分をまとめました。(6/4UP)

 

| りこ&とこ | 21:00 | comments(4) | - |
Comment
わぁ!
酉谷山に行かれたんですね。
それもシャクナゲ咲く、長沢背稜を!
いいなぁ!
ところで、リコさんのお使いの山地図アプリは
山と高原のですか?
やっとガラケイからiPhoneに乗り換えたので、
使ってみたいのですが、
注意する点とかありましたら、教えてください。
宜しくお願いします。
Posted by: komako |at: 2017/06/13 3:10 PM
こんばんはー。
今年の正念場、酉谷山を終えたためか、梅雨だし〜の言い訳か、夏山を前にすでに今年の山を越えた気持ちこの頃です〜。

お答えします!
アプリはヤマップを使っております。
使いこなせていない部分もあるにもかかわらず、すご〜〜〜く助かっています。
ヤマップでカバーしていない山(ほとんどない)だと、残念に思うくらい、もう毎回の山行の必需品て感じです。
その手のものをイマイチ使いこなせない私でも便利!!と思うくらいなので、本当におすすめです。
注意点はスマホのバッテリーが一日もたないかもしれない、ということ。
私は2.5回分充電できるという充電器を別に持っていっています。
あとスマホの契約の内容によっては、通信料が増えてしまうかもです。
私は今のところ契約内の範囲からオーバーしていないので、影響はそんなにはなさそうですが、よくわからない。
それと滅多にないですが、谷に入ったときに、まれに、歩いている軌道が登山道とずれて表示されることがあり、本当に登山道をずれているのか、電波状況が悪くて表示上でずれているのか、不安になることがあります。
なので、その判断をするためには、やはり紙の地図での確認も必要と思います。
でも、私が前にずれたのは、1年前の庚申山と昨年晩秋の道志の山くらいですから、基本的にはかなり精度がよい!頼れる!と思っておりますよー(*^^*)。
Posted by: りこ |at: 2017/06/13 10:04 PM
詳しく教えてくれてありがとうございます。
ヤマップのサイトを見に行ってきま〜す!

酉谷山、長沢背綾を歩いて、
ちょっと燃えつきているみたい!?
でもきっと、すぐ夏山モードになりますね。
今年も夏山レポを楽しみにしてま〜す!
Posted by: komako |at: 2017/06/13 10:51 PM
燃え尽き、、、確かに、そんな感じかもです。
7月に入る頃には夏山に向けて気持ちを上げていきたいです〜。
komakoさん、クロちゃんと夏をエンジョイしてくださいね(o^^o)。
Posted by: りこ |at: 2017/06/14 9:22 AM








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