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ドライブ登山で、石割山

コース:石割神社駐車場→石割神社→石割山(1414m)→平尾山→駐車場

 

父の形見分けの際の諸々の成り行きから私が引き取り、mちゃんに使ってもらっていた車を処分することになりました。

それで、三連休の間に最後のドライブをしましょということになり、石割山(いしわりやま)にしてもらいました。

mちゃんでも登れるであろう軽めの山なのに富士山が間近に迫り、温泉があるし、道々でのお買い物も楽しいかな?と。

 

↑山中湖

 

山中湖北畔を経由して石割神社駐車場に車を駐(と)めて、登山口から長〜い階段を登ります。

振り向くと、mちゃんがとっても恨めしそうな顔で見上げ、息を切らしております。

ちょっとムボーだったかしら、まあいいや! ムシして登ろ(^ν^)。

 

↑鳥居をくぐって登る

 

↑長い階段

 

階段を登りきるとあずまやがあり、そこで待つことにします。

たくさんのかたが登ってきては休み、立ち去っていきます。

嫌になって車に戻っちゃったのかしらと見に行こうかと思ったあたりでようやく階段から姿が見えました。

「し、心臓に負担がぁ……!」と迫真の演技でうめきながらあずまやのベンチに倒れこみ、喘いでおります。

冷ややかに見下ろしつつ、そりゃまあ、運動しないと心肺能力だってどんどん衰えますわ〜と憎まれ口をきく私なのであります。

 

↑あずまや

 

だってさ、車でないと行けない山、たくさんあるのにさ、田んぼ以外ほとんど乗せていってくれなくてさ、結局たった6万knしか使ってくれなくてさ(半分は父の距離だし)使うと言うから引き取ったのらにさ……ブツブツ……まあいいや、きょう連れてきてくれて、山に付き合ってくれてるんだから。

リクエストのお稲荷さんだって3時起きで作ったし、山頂で富士山見ながら食べましょう。

 

↑一部平坦

 

あずまやからしばらく平坦になり、「いい道だ〜V」と後ろでご機嫌になっていたmちゃんですが(いい道=平坦な道)、またすぐに勾配があり、静かになりました、シーン。

山なんだから、平坦なままで山頂に着くわけありません(;^_^A。

 

↑石割神社の御神体の大岩

 

御神体のある石割神社に着くと、皆さんお参りしたり、体内巡りをしたりしています。

私も一周して戻ってくると、周囲のかたから聞きかじったmちゃんが、3回周らないとダメだそうだよ、としたり顔で説明するではありませんか。

「えー、3回もいいよ。私は1回でいい」と言うとmちゃんがチャレンジ。

「途中の狭いところで引っかからないようにねー」と冷やかしたけど、ちゃんと通過できたようです。

じゃあ二人で3回にするか、と私ももう1周しておきました。

 

この先の道は段差が大きかったりして、少しキツイ。

石割山は軽いイメージでいましたが、歩きにくいところも何か所かありました。

 

↑山頂からの眺め。雲を中に浮かぶ富士山

 

山頂は広々として開放的。

これで富士山がバッチリだと嬉しいのですが、だいぶ雲に覆われていました。

日陰がほとんどないのがつらいところで、少し下って鉄塔のそばで昼食にしました。

今日のお稲荷さんの寿司飯には、馬路村のゆず寿司酢を使ったので、ほんのり柚子香です。

美味しい美味しいとパクパクときれいに平らげてくれました(o^^o)。

 

 

 

上からヤマオダマキ、オオバギボウシ、シモツケソウ

 

下山にかかりますが、かなり滑りやすい急坂で、慎重に。

花はシモツケソウがフンワリと咲いていたり、いろいろ。

 

↑コースの様子

 

分岐に来たところでmちゃんに待っていてもらい、平尾山を往復。

山頂はこちらも広く、雲がなければ素晴らしい展望と思いますが、今日は真っ白です。残念。

 

↑平尾山山頂。真っ白

 

分岐に戻ってmちゃんを回収し、あとはさくさくと下りました。

 

↑コースの様子

 

車に戻ると、朝は満車に近い状態だった駐車場は半分以上すいていました。みんな早いね。

今日の温泉はもちろん!石割の湯と決めていますが、その前にせっかくなので、花の都公園に寄り道してもらうことにしました。

ひまわり畑が花でいっぱいなんじゃないかと思ったのです。

ですが、それはあては外れ、しかし、ポピー畑ほかは見頃でしたし、西洋アジサイが見事でした。

巨峰ソフトでほてった身体をクールダウンもできました。

 

 

↑花の都にて

 

そのあと石割の湯へ。

ずいぶん混んでいて、慌ただしい気持ちでしたが、汗を流すとサッパリ。

早い夕食でほうとうを食べ、道の駅で買い物をしたりしながら最後のドライブを楽しみました。(8/18UP)

 

↑小作のかぼちゃほうとう

| りこ&とこ | 21:00 | comments(0) | - |
九鬼山から猿橋へ

コース:禾生駅→落合橋→愛宕神社→天狗岩→富士見平→九鬼山(969.9m)→富士見平→分岐→大ビラ山→遅沢山→高指(860m)→桐木差山→鈴ヶ音峠→朝日小沢上バス停=(富士急山梨バス)⇒猿橋駅


↑コース絵図


↑只今の気温「4℃」の表示

灰色の空が、山に向かうにつれて明るくなってきて、ハードな一週間の終わりに下がっていた気持ちが上向きに変わっていきます。
今日は、昔むかし……で始まる桃太郎伝説が残る山、九鬼山(くきやま)へ。
大月駅で富士急行に乗り換える頃には道志の山々が春の陽光に輝き、誘いますが、気温は低い。
寒がりなので歩き出すまでモコモコなのは常ですが、すぐに暑くなりそうなので、インナーダウンは脱いでザックにしまってから禾生(かせい)に降りました。
 
トイレを済ませ、139号を10分ほど行くと落合橋で、渡りきった先の右手に最初の九鬼山を指す道しるべが現れます。
古い導水橋もあります。


↑レンガ造りの導水橋

ほどなく杉山コースとの分岐で道しるべが現れ、愛宕神社コースへ。
すぐに愛宕神社で、安全登山を祈願してから登山道に入ります。
山の北側にあたり、少し暗いですが、ひとりで踏み入るのがためらわれるような雰囲気ではない。
しかし熊出没注意の立て札がありますので、鈴をさげてスタート。


↑杉山コースとの分岐点


↑登山道に入りました
 
汗をかくと身体が冷えるので、ゆっくり登っていきますが、それでも暑くなり上着を脱ぎます。
田野倉駅からの道とぶつかる前あたりから明るく雰囲気がよくなっていきます。
樹間から笠をのせふわりと羽衣をまとったような富士山が見えます。


↑明るくなってきました


↑田野倉駅方面からの合流点まで出ると、富士山が

「急坂」の立て札が出てきて、これがまた本当に急で(>_<)!
ふくらはぎがよく伸びますわ〜などと思いながら登っていき、尾根に出るとようやくゆるみます。


↑ここより「急坂」
 
「眺めよし 天狗岩」という道しるべにつられ、いったんコースを外れて行ってみますと、確かに見晴らしのよいところでした。


↑天狗岩の道しるべ


↑天狗岩からの眺望

再びコースに戻り、登り詰めると富士見平という場所。
富士山を確認したら、なだらかに登って九鬼山山頂へ(10:00)。
九鬼山は「秀麗富嶽十二景」の一ですが、富士山は見えません(!)。


↑九鬼山山頂より(春霞)


↑桜どら焼きでティータイム

昼食には早いので、いただきものの桜どら焼きとカフェオレでティータイムをとり、富士見平まで戻ります。
登ってきた道を右に見送って進むと分岐点。
ひとつは杉山林道を経て禾生駅へ下る道で、もう一つが鈴ヶ音峠方面へ向かう道。
道しるべには「鈴懸峠」となっていますが、国土地理院の地図、「山と高原地図」では「鈴ヶ音峠」となっています。
個人的に関心があり、もう少し調べたら、「甲斐国志」の記述に「朝日小沢ヨリ小沢村ニ越ユル峠ヲ鈴音ト云是亦其縁ナリ」と表記があるとのことで、「鈴懸」の表記の根拠が少々怪しいかな、と思う。
私は現地の標識の表記をもともとあまり信用していないのですが、地元の有志が立てた手書きの道しるべは「鈴ヶ音峠」としているから、お役所仕事?の道しるべよりこのあたりを知り抜いている有志を信用したい気持ちもあります。


↑分岐点の道しるべ(「鈴懸峠」とあるのはこの分岐だけかも)

さて、この分岐までは道しるべが二重三重についており、道もしっかりしていましたが、ここから先はマイナーコース。
道はついていますが、道しるべはほとんどありません。
九鬼山を発(た)つときに磁石も首にさげましたが、この先は山地図アプリの「YAMAP」で現在地をときどき確認しつつ歩きます。



↑コースの様子

大ビラ山、遅沢山には山名標識がなく、「YAMAP」で認識して登頂。
やや緊張ぎみなのでつい足が速くなりますが、まったく誰にも会いませんので、逆に転落などで怪我をして動けなくなったときのことがふと頭によぎり、急な下りや根っこの張り出しの多いところなどでは慎重になります。
高指まで来たところで、しっかりした標識が立っていることと、目的の峠まであと30分ほどという安堵感から、ここで昼食を摂ることにします。


↑高指にて

今日の昼食は、五目炊きこみご飯にウインナと辛子高菜漬けを入れたおかず入りおにぎり。
味噌汁を入れ、ゆで卵とともに。
食後はカフェオレで、少しのんびり。


↑五目炊きこみご飯のおにぎり

歩いていても休んでいても、本当にだーれも通りません。
今日は道と判別できるほどの道がついていたことにまずは感謝で、最近使いこなしている「YAMAP」さまさまといったところ。
道があるから遭難はしないでしょうが、マイナーコースで現在地を随時確認できるということは精神衛生上まことによろしいということをしみじみ実感しました。もともと極度の方向音痴ですし(・・;)。


↑鈴ヶ音峠へ向かう

ただし、スマホの電池消耗はおそろしく早い。
以前は予備バッテリーは下山してから山の記録をメールに入力するために使っていましたが、今は下山までもたないこともあり、途中からバッテリーにコードをつないだまま使っていたりします。今回も然りです。


↑鈴ヶ音峠手前

鈴ヶ音峠が近くなったころ、美しい雑木林の中の道をつづらに下り、ほどなくして峠の車道に出ました。
ここからさらに高畑山へとつなぐこともできますが、もう充分歩きましたし、今回は猿橋駅どこもに出ないとね(^_-)-☆。
この地に残る桃太郎伝説によりますと、百蔵山で生まれた桃太郎は、猿橋で猿を、犬目で犬を、鳥沢でキジをお供にしてこの九鬼山へ鬼退治に来たのだそうな、ということを最後に紹介しておきましょう。


↑朝日小沢へ向かう

鈴ヶ音峠からは車道で朝日小沢上バス停を目指します。
週末は一日に3本ほどしかないバスですが、狙ったとおりいい具合に13時43分のバスに乗れそうです。
乗れなければ猿橋駅まで歩き通すことも想定内での今回のコースどりでしたが、途中で出会った野良仕事中おじいさんと長話したり、バス停でお茶したり、通りがかりの猫に「ねえねえ何処行くの〜?」と話しかける余裕もあるほどでした。←誰もいないと私はちょっとアヤシイ人になります。

無事にバスは来て、私ひとりを乗せて猿橋駅へ運んでくれました。
禾生駅を歩きだしてから記録をスタートさせ、朝日小沢バス停で終了して保存した「YAMAP」の記録は、活動時間約5時間10分、活動距離約9.30km、高低差577m、累積標高は上り1023m、下り965mとなっていました。

残念ながらこのあたりに立ち寄れる温泉はなく、今日は汗で冷えた身体で家まで帰りました。(3/6UP、絵図のみ3/11追加)

| りこ&とこ | 21:00 | comments(2) | - |
扇山と君恋温泉
コース:四方津駅=(車)⇒君恋温泉→白滝→白滝不動尊→扇山(1137.8m)→往路戻る

冬になったら行こうと思っていた「秀麗富岳十二景」に入る扇山
梨の木平へ行くバスは11月で終わってしまったので自分で行くなら犬目バス停からの往復にしようと考えていましたが、今日はしゅうさんがお供してくれたので君恋温泉からの往復で歩きました。
四方津(しおつ)で拾ってもらい、下山後に温泉を利用することにして了承をいただいて君恋温泉に車を置かせていただきました。


↑雑木林

温泉横の畑を上がっていくとすぐに登山道に入ります。
冬枯れの雑木林が美しくいい感じ。

まもなく下りの鉄パイプ階段が現れ、水音から白滝が近いことがわかります。


↑白滝

白滝のそばにかかるパイプ橋を渡って再び階段を上がると白滝不動尊が現れます。
昭文社の地図では、「大滝不動」とありますが、滝は大滝というほど大きな滝ではないです(というかショボい)。


↑白滝不動尊

登山道脇に石仏が並び、いつの時代のものだろうと文字を読み取ると、天保……とあります。
「何年?」と訊くと「1800年代」とすぐに答えが返ってきて、200年も前から人びとが歩いていた山道だと知れました。


↑石仏

登山道にほかの人の姿はなく、旧い時代に行きかう人びとに思いを馳せつつ静かな山歩きを……などと書きたいところですが、ペチャクチャペチャクチャとモーレツにお喋りながら登り、ときどき雑木林の美しさにハッとして写真をパチリ、またペチャクチャ……といった具合で歩きました(ーー;)。


↑落ち葉道

稜線に出ると、冬枯れで樹々の葉が落ちて視界もよく気持ちいい。
寒い季節は朝がつらいですが、冬には冬の山の美しさがあり、どの季節にも山の楽しみはあります。




↑登山道の様子

山頂は広く、ベンチもあってよい感じ。
富士山を正面に観るベンチがあいていたので、そこに腰かけて昼食にします。
いつものようにお味噌汁をいれておにぎり。
おかずはクリスマスシーズンにちなんで手羽元と卵の煮込みを持ってきました。
食後にはココアもいただいて、ゆっくり過ごしました。


↑山頂から富士山方面を望む

登りで喋り尽くしたからか(笑)、下山は静かに落ち葉を踏みしめ、山を味わって下山。


↑冬の山は視界がよい

君恋温泉の浴槽は家族風呂のような小さなものでしたが、無色無臭で気持ちよく温まりました。
お風呂から上がるとこんにゃく田楽のサービスがあり、美味しくいただいて帰路につきました。
| りこ&とこ | 21:00 | comments(0) | - |
秋の小楢山を歩く
コース:塩山駅=(車)⇒フフ山梨付近駐車場→父恋し路→大沢ノ頭(1674.6m)→幕岩→小楢峠→小楢山(1712.5m)→一杯水→小楢峠→往路戻る


↑コース絵図

立川から各停の甲府行きの始発電車を待っていると、半数以上はザックを持った人たち。

山シーズンも終盤に近づき、登山バスの運行も高い山から運行が終了しますから、最後のにぎわい。

紆余曲折の末、当初の予定の前半を一緒にやる予定だった山友と山梨県の小楢山(こならやま)へ。

 

小楢山は、近年焼山峠に行くバスができたからやりやすい山になりましたが、今回は山友が塩山駅で拾ってくれ、南側の登山口より周回コースとしました。

山梨市のサイトより入手した地図を参考にしてフフ山梨の先にある駐車場に車を置いてスタートです。




↑林道

1時間ほど林道をゆるく登り、左手にある父恋しコースの入り口から入ります。


↑父恋し路の入り口

石仏の点在するやや荒れぎみの道を進むといったん林道に出て、正面にある登山道にまた入ります。


↑路が落ち葉に覆われていました


↑再び林道と交わり、小楢山を仰ぐことができます

実は、この入り口にある案内板だとこちらが母恋しコースで、左に行く林道が父恋しコースのような書き方なので、間違えて林道をさらに登ってしまいましたが、途中でおかしい!と友が言い出して戻りました。

母恋しコースかもしれないけれど、仮にそうでも山頂には行けるのだからと入ったコースは正解の父恋しコースで、急登をぐいぐい登ってお目当ての白雲の滝も通過することができました。


↑いいお顔の石仏




↑白雲の滝

岩がちで歩きづらいですが、難しいコースではありません。

リボンマークもあります。

白雲の滝は名前負けの残念な滝ですけどね。





↑コースの様子
 

それと、急登の合間に点在するポイントで確認しようとして気づいたのですが、私、地図を落としてしまいました。

ないほうが間違えないですむ迷惑な案内板に惑わされて林道を登り、引き返したりした辺りと思う。

地図は登った山々に日付、歩いた道に赤線が引いてある記録帳でもあり、落としたことがずうっと心に引っかかりながら登ってきたので、こちらが父恋しコースで正しいとわかったけれど、回収するには母恋しで下ってからまた林道を登らないとなあ、とかそのことを考えながら登りました。


↑大沢ノ頭より南アルプスを望む
 

ひたすら登って大沢ノ頭に出ると、南アルプスまで見渡せ、富士山もうっすらと見えました。

果物ですいてきたおなかをなだめ、昼食は小楢山までお預け。

 

幕岩に来ると、大きな岩にグループが取り付いています。

クサリ場ですが凹凸のある岩なので、これはできそうだと登ります。

大岩に出ると視界良好で、しばし眺めを楽しみます。



↑クサリ場


↑幕岩からの眺め。カラマツ越しに南アルプス
 

幕岩を下りて、気持ちよい雑木林の中のコースで小楢峠へ。

峠からひと登りで小楢山の山頂へ出ます。

山頂は広く、真正面に富士山。

あたりのカラマツや白銀に輝くシラカバも美しく、なかなか素敵だ。

私、この山は好みだなあ!


↑小楢山より富士山を望む


↑北側は白樺林




↑壮大なビュー

 

ポカポカ陽気の中、1時間ほどのんびり過ごしました。

昼食は北海炊き込みごはん(〇〇の素で)をおにぎりにしたけど、ハンパな味だった。鮭、ホタテ、昆布やらがボヤけた感じ。

味噌汁代わりのミニラーメンに半熟玉子を入れたもののほうが今日は美味しかった。

デザートにみかん。カフェオレにハチミツ入りのマシュマロをのせたら甘くてこちらも美味しかった。


↑青空を背景にした白樺が美しい

 

下山はいったん焼山峠のほうに下り、一杯水を経て小楢峠へ戻り、母恋し路で。

こちらのほうが岩がちな父恋し路より歩きやすいです。




↑いい感じ〜ラブv

紅葉を愛でながらサクサクと下ります。
山頂付近は歩きよい雑木林で、下るにつれ岩が多い箇所もあります。


↑コースの様子

林道に出ると、こちらの母恋し路入り口の案内板もなんだかさっぱりわからない。

何がおかしいのか?と友と検証しましたが、林道との交わり方が違うし、父恋にあったほうは林道を書かないで登山コースだけを書いているからわからないのだ。

 

検証はともかくとして、林道をさらに登り、父恋の入り口を過ぎて間違えて歩いた林道をガシガシ行くと、ありました。

大事な大事なマイ地図(ノД`)。!!

道の端にぽつんと落ちていました。

ささやかな持ち物でも、なくなるとけっこうつらいもので、再び手もとに戻ってきて本当に嬉しい。

 

無事に地図を回収し、林道をザクザク下って下山しました。

 

* * *

 

この週末は、残した夏休みを足して奥秩父の縦走(甲武信岳〜武信白岩山〜白泰山)を予定していたのですが、休みに入る前に面白いけど重たい植物図鑑の仕事を抱えてしまい、猛烈作業をしつつ不安定な天気予報に翻弄され、テント泊の準備も進めつつ、単独ではなかったこともあり、コース短縮するかとかアレコレ悩みすぎて疲れて果て(ーー;)、結局、再び夏休みを取り下げてしまいました。

フタを開けてみるとポカポカの小春日和の週末で、小楢山をとても楽しんだのに、やりたかったコースは今年はもうおそらくやれないだろうから、どこか淋しい気持ちだ。

嗚呼、10月中旬から11月上旬あたりで登山バスは次々終了するし、そうしたら山々は、また永い長いながい、冬の眠りにつきます。

| りこ&とこ | 21:00 | comments(0) | - |
白鳥山と白糸の滝
この夏の締めくくりは、いつもほかの山から眺めていた富士山に登るゾ、と思っていたのだけれど……天気予報は高山に向かうには不向きで中止。

早い時期に押さえた山小屋をキャンセルすると、キャンセル料30%ですって。山小屋がキャンセル料を取るとは知らなんだデス。前日だと50%、9〜2日前が30%ですと(*_*)


↑まいたけご飯を炊きました

 

おとなしくしてようかと思ってたけど、南アルプス帰りになる山友のしゅうさんが出てこない?と言うので、今年のラインナップのなかから雨が降り出しても歩けそうな山を提案し、前日に話がまとまりました。

提案したのは、白鳥山(しらとりやま)。

最近「山梨百名山」を始めた山友はすぐにピンときて、そのなかの最も低い山ダネと。567.7m。

そう、おまけに駐車場からは1時間あれば休憩つきで登って下れちゃう山です。


↑本日のお弁当

 

始発電車で家を出て、横浜で東海道線に乗り換え。

睡眠不足ぎみでうとうとしていて、ハッ!と気づいたら電車は駿河湾の横を走っている。

海のそばに来たのは久しぶりだなァ、と思いながら眺めていたら、家を出るときは暗く霧雨だったのが、晴れて明るくなってきました。

 

沼津で乗り換え、富士駅に8時前に着きました。

駅前で拾ってもらい出発する頃には再び雲が厚く垂れ込め、今にも降り出しそう。


↑白いユリに迎えられます

白鳥山森林公園の駐車場に車を駐め、15分ほど登って登頂。

道みちに咲く白いユリが綺麗でした。




↑よく整備されているコースです

 

富士山頂から駿河湾までが見渡せるという絶好の富士山の展望山らしいのですが、ほとんど何も見えません。
東方面に富士川が見下ろせる程度です。


↑東麓を流れる富士川

 

雨が降り出すのが心配なのですぐに下山し、駐車場そばのあずまやでティータイム。

コーヒーとプチドーナツ。

 

そのあと白糸の滝に行きますが、これがなんとも素晴らしい。

馬蹄形の壁の断面から幾筋も流れ落ち、エメラルドグリーンの溜まりに落ちていきます。


↑まずは俯瞰


↑シュウカイドウの群落

 

「私の人生中、この滝が一番」と言うと、そうかなあ、と物知りしゅうさんがアレコレ日本の名瀑を挙げるのですが、ここが一番だよ。

白糸の滝と名のつく滝も多いけれど、本当にね、と納得したのも初めてだし。

ちなみに、これまでの私の一番は尾瀬の三条の滝で、ガッカリの一番は那智の滝。

高さよりも横に広いほうが見ごたえがあると感じます。






↑一枚にとても収まらない白糸の滝


↑離れると隠れるところもあるし

 

お土産屋さんでドイツ仕込みのビールと、にじますの甘露煮を買い、ポツポツしだしたなかを急いで車に戻ります。


↑お土産屋さんの並びにある音止めの滝

 

車内で昼食をいただいている間に雨が本降りになり、このあとは身延山も予定していましたが、見送ることにします。

お弁当をいただきながら、私のちょっと独りじゃやりにくいマイナーな山の計画の相談に乗ってもらいます(今日の目的の一でもある、笑)。

 

午後は少し距離がありますが、白石温泉……じゃなかった、赤石温泉に浸かって締めくくります(わざとらしいか;)。

秘湯と呼ぶにふさわしい山間の鉱泉で、しっかり温まりました。

 

登山と言えない今日の山旅ですが、見延線沿線はまったくやってきていないエリアなので、とっかかりになったのが有り難い。

甲府駅まで運んでもらい、帰路につきました。

| りこ&とこ | 21:00 | comments(2) | - |
芽吹きの馬立山、駒橋御前山
コース:田野倉駅→ナベノテラス→馬立山(797m)→沢井沢ノ頭→駒橋御前山(730m)→厄王権現→四合目鳥居→大月駅


↑コース絵図

春爛漫です!

快晴のときに行こう、と計画していた馬立山(まだてやま)、駒橋御前山に向かいます。

 

4時に起床しましたら、5時前には明るくなり、日が長くなったことを改めて感じ入ります。

中央線が高尾付近に来ると、山々がやわらかな芽吹きの色と桜の薄桃色のパステル調。束の間の……山笑う季節!

 

大月駅で富士急行に乗り換えて、田野倉駅で下車します。

地図とにらめっこしながら登山口に着き、身支度をして登り始めます。





↑登山口の道しるべ(影が入ってしまった)
 

登山口には水路を渡って入るのですが、登り口には祠(ほこら)のそばに道しるべがあり(↑写真上)、さらにその先に九鬼山を指す申し訳程度の道しるべ(↑写真下)がついていて、一歩入ると、登山道に枝があちこち伸びていて、やぶになりつつある印象です。

今日は慎重に歩かないと、またプチ遭難しかねないなあ、と顔に当たりそうな枝を払いつつ登ります。

「馬」の山は、地図読み修業の様相を呈しつつあります(ー ー;)







↑樹々の芽吹き
 

しかし、飛び出している枝には小さな葉がちょちょちょ、と並んでいて可愛い!

朝陽を受けて、柔らかな芽の産毛が透ける様子も可愛い!

足もとに咲くタチツボスミレの佇まいも可愛い!

春の山は、可愛いがいっぱい。



↑登山道の様子(だんだん歩きよくなってきました)


↑樹間から富士山が近いです
 

不安になったら、首にさげている磁石で「ちゃんと東に向かってる、大丈夫!」確認しながら歩き、登山口から1時間を15分ほど回った頃、九鬼山との分岐点にしっかりした大月市の道しるべがあり、ほっと息をつきました。

この分岐点は「ナベノテラス」というそう。手書きされていました。



↑ヤマツツジ


↑フジザクラかなあ


↑柔らかそうな芽
 

ナベノテラスから馬立山までは10分ほどで、山頂にはやはり山名標が立っています。

山頂は狭く、腰を落ち着けるに相応しい場所もないのですが、せっかく登ったので、しばし休憩します。

山頂には黄色い花をつけている樹がたくさん見られました

なんだろう、クロモジとは別?


↑なにかな
 

さて、馬立山から駒橋御前山方面への下りですが、ビックリするくらい急です!

ロープもないし、下るのにかなり難儀しました。

登るのはなんとかなりそうですが、下り向きじゃないと思います。

このあと、御前山手前の八五郎クドレ付近でも間違えて引き返しましたが、御前山から先に歩いていれば間違えることはなかったと思うので、概してコースどりが逆だったと思います。結果論ですけれど。



↑馬立山山頂直下の急勾配
 

陽のよく当たる斜面では、もうミツバツツジが咲いていて、馬立山までの半ヤブの不安な登りでも、下りの腰の引ける勾配のあとでも、花を見つけるとすぐにまた元気が湧いてきます。



↑いい感じの林


↑ふさふさがついてるわ

沢井沢の頭を過ぎ、八五郎クドレのところで北側の道を進むと、だんだん道が怪しくなってきて、道が御前山から離れてしまうので、「これはおかしいな」と思っていると、上の稜線を歩いている登山者の姿が見え、引き返します。

地図では八五郎クドレの北側に登山道が描かれているんだけど、そばに「南側を巻く」とちゃんと書いてあった。失敗。

山梨の山は高尾山や奥多摩ほど親切じゃないから今日は気をつけないと、と思っていたんですけどね(ー ー;)



↑尾根から菊花山(手前)方面を見下ろす

間違えた八五郎クドレ
の北側の道は、手前付近から新たに苗木を植林していて、私が北側へ上がった道にも最近植えられた苗木があったから、その作業道に入ってしまったみたい。



↑新しい苗がたくさん
 

今日は歩き足りないかも?なんて思っていたけど、緊張する箇所があったり、余分に歩いたりで、そうでもなくなってきました、笑。

駒橋御前山山頂に着くと、かなりほっとしました。

これまでの道しるべもそうですが、表記は「御前山」としかありません。

このあたりには御前山がいくつかああり、区別するために「駒橋」とつけているのを見かけたので、私もそれにならった次第です。





↑駒橋御前山山頂からの眺め
 

山頂からの眺めは絶景、ここが大月市の「秀麗富嶽十二景」からもれているのはどうした訳か。私が十三番目に推しておきましょう(-_^)







↑芽吹き(いちばん下はクロモジ)

眺望を存分に楽しみ、下山開始。

来た道を少し戻り、駒橋を指すコースで下ります。

厄王権現のあたりは岩がちで雨後だったりすると怖そうですが、ロープがあるのが助かります。




↑芽吹き

そのあとも雪がまだ残っていたり、登山道がやせていたりで、少し歩きづらいところもありますが、芽吹きの樹々に囲まれて、気持ちがいいです。

また、山麓が近くなるとイカリソウを見つけました。

ほかにも、スミレ数種類、ミヤマキケマン、マムシソウなども見かけ、登山道から林道に出ると、桜が迎えてくれました。


↑木漏れ日


↑イカリソウ/碇草(メギ科)


タチツボスミレ/立壺菫(スミレ科)


↑ミヤマキケマン/深山黄華鬘(ケシ科)
 

花見を楽しみながら駒橋に出て、あとは大月駅まで歩きます。

途中、馬肉を販売しているお店があり、珍しいと思いつつ、まだ帰路が長いので買わずに過ぎました。
街道名物、と書いてありました。そうなんだ!



↑桜

大月駅から高尾、高尾から立川ではザックを背負ったハイカーをたくさん見かけます。

春の快晴の週末、みんな思い思いの山歩きを満喫できたことでしょう(*^^*)。(4/15UP)
| りこ&とこ | 21:00 | comments(0) | - |
2013登り納めは、高麗山

コース:大磯駅=(車)⇒湘南平→浅間山(181m)→八俵山(150m)→高麗山(168m)→高来神社→大磯駅→湘南平=(車)⇒湯乃蔵ガーデン→平塚駅

今年最後の山行は、あまり寒そうでない湘南の高麗山(こまやま)にしました。
「太平洋沿いの山がいい」というしゅうさんの意見を踏まえてこの山になりました。
幸い快晴に恵まれ、富士山はバッチリと見えているし、海側は伊豆半島から大島、房総半島まで見え、丹沢の大山も端正な姿を眺められ、軽い山歩ながら、なかなか贅沢な山歩きができました。


↑湘南平からの眺め

高麗山は大磯駅からの周回コースがいいのですが、駐車場事情で、まずは湘南平に車を置きます。
ここが今日のコースのなかでいちばん景色がよいところなので、最初に存分に眺めを楽しみます。
360度展望台には南京錠がいっぱいついていて、何かのジンクスかしらと後で調べると、カップルが愛の誓いでそういうことをしているのですって。
びっしりつけられた南京錠……ちょっとコワイなんて言ったら不謹慎でしょうか……?


↑富士山


↑大島


↑丹沢

高麗山とその周辺の山はいずれも標高100m台の低山ですが、意外に植生は多彩で、ヒガンバナの群生地もあるようでした。
サザンカはもとより、日当たりのいいところではスイセンも咲いていたりして、ひと足早い花を楽しむことができました。


↑明るい登山道


↑青空


↑紅葉

高来神社まで下り、住宅街を抜けて大磯駅へ。
高来神社から高麗山を振り仰ぐと、なかなか端正な姿で、お祭りのときには山車を山頂まで担ぎあげるのだそうですよ。


↑高来神社と高麗山

ザックに食べ物をたくさん詰めて歩いていたけれど、結局、湘南平までまた担ぎ上げて、眺めのいいベンチで食事にしました。
年越しそばならぬ年越しラーメンとおいなりさんです。
そのあとテレビ塔からの眺めも楽しんで、高麗山を後にしました。


↑テレビ塔より高麗山方面の眺め(江の島、房総半島方向)

それほど寒くなかったけれど、冬はやっぱり温泉に寄るのがお楽しみで、今日は平塚の湯の蔵ガーデンで温まって帰路につきました。

| りこ&とこ | 21:00 | comments(0) | - |
大蔵高丸、ハマイバ丸
コース:甲斐大和駅=(車)⇒湯ノ沢峠→大蔵高丸(1770m)→ハマイバ丸(1752.0m)→大蔵高丸→湯ノ沢峠→やまと天目山温泉=(車)⇒甲斐大和駅


↑コースマップと、「山ぜんざい」の親切レシピ

台風一過の日曜日。

快晴の登山日和となり、大月の大蔵高丸ハマイバ丸にしゅうさんと登りました。

登山口になる湯ノ沢峠までのバスがなく、単独山行で訪ねることが難しかったため、私のリクエストです。

 

甲斐大和駅で拾ってもらい、標高1640mの湯ノ沢峠へ。

湯の沢峠から大蔵高丸までは参考タイムで35分、ハマイバ丸まで30分ほどで、往復コースでのんびり登山です。



↑尾根からの眺め

湯の沢峠には、駐車場、バイオトイレ、避難小屋があります。

登り始めてすぐに視界が開け、思わず歓声。

「南アルプスが全部見える!」と言うしゅうさんに右から甲斐駒(かいこま)でしょ、鳳凰三山でオベリスクがあそこに見えてるでしょ……と教えてもらいます。



↑大蔵高丸
 

紅黄葉もだいぶ進んでいて、真っ赤なカエデ、黄色の広葉樹などが陽にすけて綺麗。

ススキ野原の尾根歩きも気持ちよく、ずっと歩いていたいようなコースです。



↑黄葉


↑コースの様子

大蔵高山に9時35分登頂。

ハマイバ丸とともに「秀麗富嶽十二景」に選ばれた富士山の眺め、さすがに美しいです。

しかも山頂の展望がほとんど全視界開けているので、丹沢から富士山を挟んで南アルプス、八ヶ岳まで見渡せ、富士山の前景には山並みが広がり、山頂から動きたくなくなるような眺めです。



↑大蔵高丸山頂から富士山を見る


↑大蔵高丸山頂のパノラマ
 

ですが、コースは往復だから、また戻ってこれるので、ハマイバ丸へ。
こちらも気持ちのいいコースです。


↑富士山を見ながらハマイバ丸へ


↑落ち葉道


↑ミズナラの黄葉

10時15分、ハマイバ丸登頂。

視界はあまりないけれど、静かな山頂の紅葉越しに富士山を眺めることができました。



↑ハマイバ丸からの富士山


↑紅葉
 

大蔵高丸のほうが明るく開けていたので、休憩はあちらですることにします。

青空のもとの秋山歩きが気持ちよく、今日は短いコースにもかかわらず、写真をたくさん撮りながら歩きました。


↑尾根から見た黒岳


↑美しい山並み


↑コースの様子

今日の山のおやつは、「山ぜんざい」にしてみました。

よもぎ餅で作ったぜんざいは、なかなか美味しく、贅沢な眺めを楽しみながらいただきました。



↑おまけの富士山画像
 

下山後はやまなし天目山温泉へ。

露天風呂から紅葉を眺めることができ、ゆっくり温まって帰路につきました。

| りこ&とこ | 21:00 | comments(4) | - |
二十六夜山と、芭蕉月待ちの湯

コース:都留市駅=(富士急山梨バス)⇒道坂隧道バス停→今倉山(1470.3m)→御座入山(今倉山西峰)→赤岩(松山)→二十六夜山(1297.3m)→芭蕉月待ちの湯=(市内循環バス)⇒都留市駅

二十六夜山(にじゅうろくやさん)は、田中澄江さんの『新・花の百名山』に選出された山で、取り上げられている花はスミレ2種。
なので、春に計画していた山なのだけど、機を逸し、今日の登山となりました。


↑コースマップ

山梨方面の山旅で頼りにしていた、JRの「ホリデーパス」がなくなり、今は300円お高くなって「休日おでかけパス」に。
それでも往復2600円なら悪くないと思うのだけれど、その先は、ほんの5駅ほどなのに、都留市(つるし)まで450円。
富士急行、お高いよねぇ(>_<)!?

都留市駅に着くと、空はどんよりと曇り。
夜のうちは雨だったようで、上がってくれたのはありがたい。
天気予報は悪くないので、「すぐに晴れてくるでしょ」と楽観して道坂隧道(どうさかずいどう)へ向かう、8時10分発のバスに乗りこみました。
この次のバスは9時10分。また、土・日・祝のみの季節運行なので注意が必要です。


↑登山口

バスはぐいぐい標高を上げ、終点の道坂隧道へ。私の『山と高原地図』には「道坂隧道入口」とあるけれど、バス停は「道坂隧道」でした。
トンネルの手前(都留市から見て)に登山口があり、準備を整えて登りはじめます(8:50)。
このあたりですでに標高1000m近いので、今倉山山頂までの標高差は500mほどで、今日はそれほど厳しい登りではないかな。
ちなみに、バス停にはトイレはありません。
また、都留市駅のトイレは男女用1、男性用1の小さなものなので、大月駅で済ませるのが賢明かと思われます。


↑霧の登山道

同じバスで終点で降りたのは、10名くらいでしたでしょうか、ほかに登山道でも車で来た男性、タクシーに分乗したグループとわりと登られている山のようです。
しかし各々ペースが違うので、静かな山歩きです。
9時以降は晴れマークがついていたのは、山麓のみのことなのか、一向に晴れる様子はありません。
でも、霧の山を歩くのも私は好きなので、楽しんで歩きます。


↑今倉山山頂付近の大きなブナの樹

まずは今倉山に登頂(10:00)。
私の地図には「今倉山東峰」とありますが、西峰の山頂標識は「御座入山」とあります。西峰=御座入山なのね、と帰宅後に確認。


↑落ち葉道

そのあとの赤岩(松山)は、360度のパノラマらしいのですが、本日は真っ白( ̄。 ̄;)!!(10:50)
富士山も近いエリアですから、やっぱり真っ白は残念かな。


↑美しい森の様子

紅葉もだいぶ進んでいるようで、紅く色づいたカエデなどが美しいです。
色とりどりの落ち葉が染める登山道を歩くのも気分がよい。
もちろん、お目当てのブナも多く、なかなか立派な樹も見ることができました。




↑ブナの樹

そのうちに登山道から車道が見えてビックリ。
「あれ、こんなところに車道があったかしら!?」と慌てて地図を広げるも見当たらなくて、「道を間違えた!?」と心配になって磁石で確認してみても、方角は間違っていない。
首をかしげつつ進んでいくと、いったん車道に出てしまいました。
アスファルトが黒々としていて、新しい道のようです。
私の地図、2010年版なのに、すでに情報が違うとは驚きだわ。


↑登山道が車道へと向かっています


↑二十六夜山の登り口から、車道を振り返る

道しるべに従って車道を少し歩き、再び二十六夜山へ向かう登山道に入ります。
どちらにも道しるべがあるので困りはしないけれど、はぁ、驚かされたわ。

道しるべには二十六夜山まで20分とあったけれど、15分くらいで山頂に着きました(11:55)。
朝よりは空が明るくなってきましたが、景色は北側方面が少し見える程度。


↑二十六夜山より大月方面を眺める

歩いているあいだはTシャツと化繊シャツの2枚で充分でしたが、今日の気温は5℃くらいで、いちばん高いときでも10℃以下です。
止まると寒いのでレインウエアの上を羽織り、山頂でお昼ごはんにします。
今日はバーナーを使って焼きそばを作りました。
山では味の濃いものが美味しく、焼きそばは最近のお気に入りです。
食後に熱いカフェオレをゆっくりいただくのも至福の時間(*^^*)。

火を使っての食事にすると、必然的に山頂での滞在時間が長くなり、山の印象も深くなります。そういう効果も期待して、最近はいつもザックにトランギアのアルコールバーナーを入れています。


↑下山道

そのうちに団体さんが登ってこられたので、山頂はにぎやかになります。
場所をあける意味もあり、下山にかかります。
下山コースもまたよい雰囲気の登山道で、今日のコースは私好みで気に入りました。季節を変えてまた訪ねたい山のひとつとなりそうです。


↑標高が下がるとまだ緑が多い

とはいえ、二十六夜山の標高は1297mで、芭蕉月待ちの湯へ続く林道出合が650mなので、けっこうぐいぐいと下ります。
長い九十九折りの箇所もあってちょっと嫌になってきた頃に、仙人水が現れるというのが、なんとも心憎い感じです。


↑仙人水

清冽な水がたっぷりと出ていて、これで明日の朝のコーヒーを淹れよう、と水筒に詰めて帰りました。
逆コースで歩く場合には、ここで水をくみ、山頂でくみたての水でコーヒーを淹れる、というのもいいなあ!、などと思ったことです。
でも温泉側から登る、というのはやらないか(^^ゞ。


↑沢沿いになってきます

仙人水のあと、コースは沢沿いとなり、水音を聴きつつ下ります。
登山道のわきに季節外れのエイザンスミレを発見し、驚きました。
なんだか、春にこのコースを歩けなかった私のために一輪だけ、そっと咲いてくれたような気がして、嬉しい気持ちになりました。


↑季節外れのエイザンスミレ

今日は森が美しかったので、樹々や紅葉の写真ばかり選んだけれど、秋の花もまだ見かけました。
リュウノウギク、アザミ、アキノキリンソウ、サラシナショウマ、リンドウ、ナギナタコウジュ、ノコンギク。


↑今の時季は、テンナンショウの実も目をひきます

林道に出て、15分ほど歩くと芭蕉月待ちの湯に到着(14:15)。
下調べしておいた路線バスはなくなっていて、代わりに市内循環バスが走っているようでした。
時間を調べてから温泉で汗を流しました。
……が、この温泉、都留市民に大人気のようで、人が多い。
なんとなく慌ただしい気持ちで、早めに退散し、帰路につきました。
うまい具合にホリデー快速に乗れたので、帰りは都留市から立川まで乗り換えなしだったのは有り難かったです。(10/28UP)


| りこ&とこ | 21:00 | comments(2) | - |
三国山稜のブナ林を訪ねる

コース:御殿場駅=(富士急バス)⇒籠坂峠バス停→アザミ平→大洞山(1383.5m)→ヅナ峠→三国山→三国峠→パノラマ台→三国山ハイキングコース入口→森の駅旭日丘バス停=(ふじっ湖号)⇒紅富士の湯→ホテルマウント富士入口バス停=(高速バス)⇒東京方面

ブナの巨樹、美しい林があるという、三国山稜を歩きました。
標高差が小さく、富士山や山中湖の眺めも楽しめるので、mちゃんにも付き合ってもらい、今回はのんびり登山です。

往路、御殿場線に遅れが出てヒヤリとしたが、8時10分、御殿場駅発のバスにギリギリで乗り込むことができた。
河口湖駅行きのそのバスは、春休み中らしいティーンエイジャーで満席。みんなどこに遊びに行くんだろう?


↑籠坂峠バス停より霊園を過ぎてすぐに登山道に入る

御殿場から35分くらいの籠坂峠バス停で下車する。
道の電光掲示板には「0℃」とある。お天気はよいけれど、寒い。

バス停の向かいにある道しるべに従い車道を上がると霊園があり、霊園を過ぎて登山口へ。

倒木があったりして荒れているのかな、と心配したけれど、道しるべはしっかりしています。
逆によく歩かれているらしく、道がえぐれて歩きづらいために道を外れた踏み跡で新たな道ができている箇所も多い。
土が黒いのは、大昔の富士山の噴火と関係があるのかしら。


↑ブナの巨樹

お目当てのブナの巨樹にはすぐに逢うことができた。
ロープで囲ってあり、近くに寄れないようになっているけれど、幹周は4mはあるかしら。とても立派だ。


↑樹間からは大きな富士山が見えている

しばし見入ってから再びあるきだします。
すぐに立山との分岐点に至り、そのまま直進。
立山回りでもよいけれど、今日はmちゃんが途中で音をあげないようゆっくりペースにしているから、短いコースで(*^_^*)。


↑今週も、残雪登山〜

だんだんと雪が増えてきて、よけながら土道を歩くのも煩わしいので早々に軽アイゼンを装着。
今週はは春の暖かい陽射しのなかをノンビリ歩くつもりだったが、またしてものアイゼン歩き。
風も冷たいし、深くえぐれた登山道を歩きつつ、そろそろ春の花を愛でながらの山歩きをしたいものだと思う。


↑立派なブナの樹が多い

とはいえ、三国山稜のブナ林は評判にたがわず素晴らしい。
ブナ林からほかの雑木林に変わってきた頃にmちゃんが「すごいねえ、ブナばかりだねぇ!」とのたまったときは、思わず空手チョップをおみまいしようかと思ったけれど、まあいいや。
今日はあまりブツクサ言わずつきあってくれているからね、感謝しないとね。
これがブナでこれはミズナラ、いま増えてきた茶色のツルツルした幹はヒメシャラだよ、と説明。


↑ブナの樹


↑倒木の根っこも美しい




↑手作りの凝った道案内板に感激!

静かなブナ林の中でカップ麺のお昼ごはんにし、再び雑木林の中を歩いて三国山山頂に到着。


↑黒い登山道、雑木林、というのが全体を通しての印象

今日はいくつかコースプランがあったなかで、切通峠まで歩いて石割温泉へ下山計画はやめ、三国峠まで下って車道歩きで三国山登山口バス停に出ることにする。
三国山から車道に出るまでの下りにも残雪があり、油断はできなかったけれど、標高差がもともとないので、30分ほどで車道に出ることができた。


↑富士山が大きい

そこからパノラマ台を経てバス亭へ出るまでの道は車道歩きとはいえ、富士山がダイナミックに迫り、素晴らしい眺めでした。
二人して何度も立ち止まって眺めつつ下りました。

そのために本数の少ない「ふじっ湖号」の時刻を逃し、さらに山中湖沿いに歩くことになったけれど、今日は登山コースをはしょりぎみなので、ちょうどいいウオーキングになったかな。


↑富士山と山中湖

森の駅旭日丘まで歩いたところで、最終の「ふじっ湖号」に追い越されそうなので歩くのをやめて少し休み、バスで「紅富士の湯」まで移動。
汗を流してから、高速バスが停車するホテルマウント富士バス停まで5分くらい歩き、東名コースの高速バスより帰途についた。

なお、都心と富士五湖をつなぐ高速バスはわりと本数が多いのですが、朝の早い時間に着くものはないため、よほど軽い登山以外のハイカーは帰路にしか使えない感じです。
また、山中湖を周回するバスにしても路線バスにしても、本数が少なすぎるし、時間・区間もヘンテコだし、合わせるのが厳しいなぁ!と感じました。

富士五湖周辺に向かう都会からの客は朝も夕方もけっこう多かったのに、皆さんどう一日を過ごしていたのかしら。
日中の数少ないバスの路線は、いったいどういう客層を想定して設定しているのかしら。
春休みの日曜日だというのに「ふじっ湖号」の乗客は我々だけでしたし、首をかしげることしきりです。
道志方面には今年中に歩きたい山があることもあって、どうしたら日帰り登山ができるのか〜と、頭を悩ませているこの頃であります。 (4/2UP)

| りこ&とこ | 22:00 | comments(2) | - |

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